今日は何の日?・9月10日

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  • 世界自殺予防デー

2003年に世界保健機関(WHO)と国際自殺防止協会がストックホルムで開催した世界自殺防止会議で制定。世界自殺防止会議の初日。

 

  • 下水道の日

建設省(現在の国土交通省)が1961年に「全国下水道促進デー」として制定。2001年に「下水道の日」に変更。
この頃が立春から数えて220日目ごろで台風のよく来襲する時期と言われており、浸水対策を役割の一つとして担う下水道を広くアピールするのに最適であることからこの時期が選ばれた。
下水道の整備の促進について、人々の理解と協力を呼びかける為に、前後一週間にさまざまな行事が行われる。

下水道のマンホール
下水道のマンホール

 

  • 屋外広告の日

全日本屋外広告業団体連合会が1974年に制定。
1973年のこの日、「屋外広告物法」改正法案が可決成立し、屋外広告業が明確に定義づけられ、屋外広告業者の届出制度が創立された。
1982(昭和57)年からは9月1日から10日までを「屋外広告美化旬間」とした。
屋外広告物とは、屋外に出してある広告物のことで、広告看板や電柱広告・ポスターのほか、アドバルーンやチンドン屋さんも含む。

ニューヨーク・タイムズスクエア
ニューヨーク・タイムズスクエア

 

  • 車点検の日

兵庫県自動車整備振興会(HASPA)が制定。
「く(9)るまてん(10)けん」の語呂合せ。
自動車整備の大切さをアピールし、交通安全につなげる日。

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  • カラーTV放送記念日

1960年のこの日、NHK・日本テレビ・ラジオ東京テレビ(現在のTBS)・読売テレビ・朝日放送の5局がカラーテレビの本放送を開始した。

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  • 今日のおもな出来事

685年 伊勢神宮で20年ごとに社殿を新しくする「式年遷宮の制」が定められる。(新暦10月13日)

1561年 武田信玄と上杉謙信の川中島の戦いで一番の激戦。(新暦10月18日)

1951年 『羅生門』がベネチア国際映画祭で日本映画初の金獅子賞(グランプリ)を獲得。

1955年 日本が「関税及び貿易に関する一般協定」(GATT)に正式に加盟。

1977年 井上陽水が大麻取締法違反で逮捕。その後多数の芸能人が検挙される。

1988年 女子テニスのシュテフィ・グラフが年間グランドスラムにオリンピック金メダルを加えた「ゴールデン・スラム」を達成。

2001年 日本初の狂牛病(BSE)に感染した恐れのある乳牛が千葉県で発見されたと農水省が発表。21日に感染を確認。

 

    • 今日の昔話


童話・昔話・おとぎ話の「福娘童話集」

若い男に化けた鬼(富山県の民話)

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むかしむかし、越中の国(えっちゅうのくに→富山県)に、一軒の鍛治屋(かじや)がありました。
鍛冶屋といっても大勢の職人を使う大金持ちで、長者(ちょうじゃ)のような屋敷に住んでいます。
この鍛冶屋には一人娘がいて、そろそろむこをもらう年頃になりました。
そこで鍛冶屋は、職人たちに言いました。
「一夜のうちに千本の槍(やり)をつくれる者を、娘のむこにする」
しかしいくら腕のいい職人でも、一夜に千本の槍をつくる事は出来ません。
「なんだ、ここにいる連中は、誰も出来ないのか」
鍛冶屋はしかたなく、その事を立て札にして、すご腕の職人が現れるのを待ちました。

さて、この立て札を見て喜んだのは、近くの山に住む鬼です。
(グワハハハハ。千本の槍なんて、わけもない)
鬼は若い人間の男に化けて、屋敷にやってきました。
鍛冶屋は鬼が化けた若者を見て、馬鹿にしたように言いました。
「お前みたいな若造に、千本の槍が出来るのか?」
「出来ます。一番どりが鳴くまでには、かならずつくってみせます」
「よし、それならつくってみろ」
日がくれると同時に、若者は仕事場に入ると槍づくりを始めました。
けれど仕事場からは、ときおり風の吹くような音が聞こえるだけで、鉄を打つ音が聞こえてきません。
「はて。いったいなにをしているのだ?」
不思議に思った鍛冶屋は、こっそり仕事場をのぞいて見ました。
すると驚いたことに若者は口から炎をはいて、まっ赤になった鉄をまるでアメのように曲げているではありませんか。
槍はたちまちの出来上がり、次々と積み上げられていきました。
この調子では、夜明けを待たなくても千本になってしまいます。
鍛冶屋は恐ろしくなって、なんとか仕事をやめさせる方法はないものかと考えました。
(こうなったら、槍が千本出来あがる前に、一番どりを鳴かせてやる)
鍛冶屋は熱湯をつぼに入れると、ニワトリ小屋にしのびこみました。
どのニワトリも、まだ眠ったままです。
(どうか、一匹でも鳴いてくれますように)
鍛冶屋はいのる気持ちで、ニワトリのとまり木に熱湯を流しました。
そのとたん、ニワトリたちは驚いて、
「コケコッコー!」
と、鳴いたのです。
それを聞いて、若者に化けていた鬼はビックリです。
(さては、正体がばれたか。あと一本だったのに)
若者はたちまち鬼の姿にもどると、そのまま外へ逃げ出しました。
それを見た鍛冶屋は、ホッと胸をなで下ろしました。
「やはり鬼であったか。・・うん? おおっ、これは!」
鬼が逃げ出した後には九百九十九本の槍が残されており、どの槍もすばらしいできばえだったのです。
その後、その槍は鬼の槍として評判になり、鍛冶屋はますますさかえたという事です。

 

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