今日は何の日?9月12日

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  • 宇宙の日

科学技術庁(現在の文部科学省)と文部省宇宙科学研究所が1992年に制定。日附は一般公募で決められた。
1992年のこの日、毛利衛さんがアメリカのスペースシャトル・エンデバーで宇宙へ飛び立った。

宇宙へ行った日本人
毛利衛(1992年)
向井千秋(1994年)
若田光一(1996年)
土井隆雄(1997年)
野口聡一(2005年)
星出彰彦(2008年)
山崎直子(2010年)
古川聡(2011年)
油井亀美也(2015年)
大西卓哉(2016年)

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  • マラソンの日

紀元前450年のこの日、ペルシャの大軍がアテネを襲いマラトンに上陸したのをアテネの名将ミルティアデスの奇策でこれを撃退し、フェイディピデスという兵士が伝令となってアテネの城門まで走りついてアテネの勝利を告げたまま絶命したと言われる日。
1896(明治30)年にアテネで第1回オリンピックが開かれるに当たり、この故事を偲んでマラトンからアテネ競技場までの競走が加えられ、初めてのマラソン競走が行われた。

 

  • 水路記念日

運輸省水路部(後の海上保安庁水路部、現 海洋情報部)が1947年に制定。
明治4年7月28日(新暦1871年9月12日)、兵部省海軍部水路局(海上保安庁水路部の前身)が設置された。
戦前は5月27日の「海軍記念日」に含まれていた。当初は旧暦の日附をそのまま適用した7月28日であったが、1971年に新暦に換算した現在の日附に変更した。

 

  • 雨の特異日

特異日とは、その前後の日と比べて偶然とは思われない程の高い確率で、特定の気象状態(天気、気温、日照時間など)が現れる日のこと。特異日は世界的に認められた概念であり、英語では「シンギュラリティ」(singularity)と呼ばれる。(Wikipedia)

雨の特異日→3/30、6/28、7/17(石原裕次郎の命日)、9/12
晴れの特異日→1/16、3/14、6/1、11/3

「10月10日が東京の晴れの特異日であったことから、1964年の東京オリンピックの開会式の日に選ばれた」と言われているが、10月10日は統計的に晴れが多い日とは言いがたい。
10月10日は「特異日」というほど晴れが多いわけではないが、日本オリンピック委員会の絶対に晴れにしたいという思いから、晴れる確率ができるだけ高い日が選ばれたと考えられる。

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  • 今日のおもな出来事

1571年 織田信長が、浅井長政・朝倉義景と繋りのあった延暦寺を焼き討ち。(新暦9月30日)比叡山焼き討ち (1571年)

1881年 島根県から分離して鳥取県を再設置。 鳥取県

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1959年 小沢征爾がブザンソン国際指揮者コンクールで第1位。小澤征爾

1984年 「かい人21面相」がグリコに続いて森永製菓にも脅迫状を送る。 グリコ・森永事件

1987年 後楽園球場でマイケル・ジャクソンの初来日公演。 マイケル・ジャクソン

1992年 全国の国公立の学校で毎月第2土曜日を休業とする週5日制が開始。 学校週5日制

2007年 安倍晋三首相が辞任を表明。 安倍晋三

2012年 橋下徹大阪市長を代表、松井一郎大阪府知事を幹事長とする日本維新の会が旗揚げ宣言。

 

  • 今日の四字熟語

三顧の礼
意味:礼を尽くして優れた人材を迎えること。
出典:中国の三国時代、蜀の劉備が諸葛孔明を軍師として迎えるため、
    その草庵を3度訪れたという故事から。
用例:名将軍を三顧の礼をもって迎えた。

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  • 今日のことわざ

瓢箪から駒が出る
意味:あり得ないと思っていたことが思いがけなく本当となること。
由来:瓢箪のほんの小さな口から大きな馬が飛び出してくるということから。
用法:残った年賀はがきでクイズに応募したら、瓢箪から駒で海外旅行が当たった。

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    • 今日の昔話


童話・昔話・おとぎ話の「福娘童話集」

 

地中で三十三年(長野県の民話)

今から二百年ほどむかし、浅間山(あさまやま)のふもとに住む若いお百姓が、畑のわきに井戸を掘り始めました。
ところがいくら掘っても水は出てこずに、そのかわり七、八メートルほど掘ると屋根瓦が出てきました。
「はて? こんなところに、どうして屋根瓦があるんじゃ?」
お百姓が瓦をどけると、ズボッと穴が開きました。
中をのぞきこむと、大きなほら穴があるではありませんか。
お百姓は家にもどるとちょうちんを持って、まっ暗な穴へおりていきました。
中を調べてみると、どうやら大きな家が土の中にうまっているようです。

「竜宮城は、海の底にあるという。地の底にも竜宮城のような物があって、おれはその人たちの家の屋根に穴を開けてしまったのかもしれんぞ。しかしそれにしても、大きな家だな」
お百姓は足元を気にしながら、おそるおそる奥へ入っていきました。
すると奥には、たくさんの酒樽がならんでいました。
その間を通って進むと、酒樽によりかかって二人のおじいさんが座っていたのです。
頭の毛はボーボーで、長いひげは床まで伸びています。
若いお百姓はびっくりしましたが、勇気を出してたずねました。
「あなた方は、どなたですか? こんなところで、何をしているのですか?」
ちょうちんの灯がまぶしいのか、おじいさんたちは両手で目をかくしました。
そして、おじいさんの一人が答えました。

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「いつだったか忘れたが、浅間の山が爆発したとき、わしらはこの酒蔵に逃げ込んだんだ。するとすぐあとに、山くずれがおこってな。この蔵と一緒に、ここにうめられてしまったんじゃ」
それを聞いて、若いお百姓はびっくりです。
浅間山が大噴火をして大きな山くずれが起きたのは、自分がまだ生まれていない三十三年も前の事なのです。
「三十三年も二人で、よくこんなところで生きて」
若いお百姓のつぶやきに、もう一人のおじいさんが答えました。

「ああ、この蔵には三千樽の酒と、三千俵の米があったからな。おかげで今日まで、わしらは生きてこられたんじゃ。だがその米も、もうあとわずか。まっ暗でまったく動けないし、これからどうするかと二人で話しておったところじゃ。地上からきたあんたと会えて、こんなうれしいことはない」
二人のおじいさんはそう言いながら、なみだを流して喜びました。
若いお百姓は村人たちを大勢呼んでくると穴を広げて、光をまぶしがるおじいさんたちを少しずつ明るいところへ移しながら、何日もかかってやっと地上へ連れ出したのです。

その後、二人のおじいさんは地上の生活にもすっかりなれて、病気一つせずにおだやかな余生をすごしたという事です。

 

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