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競馬の日,日本中央競馬会発足記念日
1954(昭和29)年のこの日、日本中央競馬会(JRA)が農林省(現在の農林水産省)の監督の下で発足した。それまでは、農林省蓄産部が運営する国営競馬だった。
超個人的名馬(あくまでも個人の感想です(笑))
マヤノトップガン
逃げ先行型なのか追い込み型なのか最後まで分からず。どちら型かはっきりさせるはずのジャパンカップ前に屈腱炎にて引退。初めて馬券でお世話になった馬。
サイレンススズカ
2位以下に影をも踏ませなかった金鯱賞が圧巻。
スペシャルウィーク
この馬なら武豊がダービーを獲れると予感させた馬。デビュー戦から最終戦まで欠かさず見たのはこの馬とディープインパクトのみ。
メイセイオペラ
地方競馬籍の馬が中央競馬のG1を獲った唯一の馬。
クロフネ
天皇賞秋に出走かなわず、回ってきた武蔵野ステークス&ジャパンカップダートにて桁違いの足。特にジャパンカップダートではセオリー無視の走り方にもかかわらず圧勝。
エアグルーヴ
元祖・女傑。天皇賞・秋、ゴール前で一度バブルに差されているがそこからもう一度差し返す。まさに男勝り。母・ダイナカール(オークス)、娘・アドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯)、孫・ドゥラメンテ(皐月賞・ダービー)、と血統的にも優秀。
ディープインパクト
勝ち方が派手だったのは2戦目の若駒ステークスだが、本当に強さを見せたのは菊花賞だと思う。前半~中盤ほぼほぼかかりぱなし。普通だったら2周目の向こう正面で息切れ。この馬の場合そこから再加速。着差以上に強かった。
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今日の四字熟語
馬耳東風
意味:他人の言うことを気にかけず聞き流すこと。
由来:馬の耳に東風(春風)が吹いても、心地よさどころか何も感じないように見えることから。
用例:いわれのない風評など「馬耳東風」と聞き流せ。
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今日のことわざ
馬の耳に念仏
意味:人の意見やアドバイスを聞こうとしない相手には、何を言ってもむだということ。
由来:馬にいくらお経を聞かせても、まるで通じないことから。
使い方:あの人に何を言っても「馬の耳に念仏」だよ。
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今日の昔話
海の水はなぜしょっぱい?
むかしむかし、ある村に貧乏な男がいました。
ある日の晩、その男のところへ白いひげのおじいさんがやってきました。
「道に迷ったので、一晩泊めてくだされ」
「ああ、それはお困りでしょう。いいですとも。さあどうぞ」
男は親切に、おじいさんを泊めてやりました。
次の日、おじいさんは男に小さな石うすをくれました。
「泊めてもらったお礼じゃよ。これは不思議な石うすでな、右へ回せば欲しい物が出て、左へ回せば止まるんじゃ。止めるまで出続けるから、気をつけるんじゃぞ」
おじいさんはそう言って、出て行きました。
男はためしに、石うすを回してみました。
「米出ろ、米出ろ」
すると石うすから、まっ白い米がザクザクと出てきました。
あわてて左へ回すと、米はピタリと止まります。
「へー、こいつはすごいや!」
男は米や魚をたくさん出して、まわりの家にも分けてあげました。
さて、男の隣に、欲張りな兄さんが住んでいました。
兄さんは弟が急にお金持ちになったのを不思議に思い、こっそりのぞきにきました。
「そうか、なるほど。全ては、あの石うすのおかげだな。しめしめ」
兄さんは夜になると弟の家に忍び込んで、石うすを盗みました。
そして舟にのって、海へ逃げました。
「よしよし、ここまで来れば大丈夫だろう」
兄さんは一生懸命に舟をこいだので、お腹がペコペコになりました。
そこで、持ってきたおにぎりを取り出すと、
「そうだ、塩をつけて食べると、きっとうまいだろう。よーし、塩出ろ、塩出ろ」
と、石うすを回すと、石うすからは塩がザラザラとあふれ出して、たちまち舟いっぱいになりました。
「わっ、わっ、もう止まれ! 止まれ! 止まってくれー!」
欲張り兄さんは石うすから物を出す方法は見ていたのですが、止め方は見ていなかったのです。
ついに舟は塩の重さに耐えられなくなり、そのまま海に沈んでしまいました。
ところであの石うすは、今でもグルグルと回って塩を出しています。
海の水がしょっぱいのは、こういうわけなのです。