- 登山の日
登山は「10(と)3(ざん)」の語呂合わせです。
日本アルパインガイド協会が1991(平成3)年に制定し、日本記念日協会が1995(平成7)年に認定しています。
日本アルパインガイド協会は、この日を祝日にしようという運動も行っています。
- ドイツ統一の日
1990(平成2)年、東西ドイツが45年ぶりに統一され、ドイツ連邦共和国が誕生しました。
ベルリンの壁が崩壊してからわずか11か月後でした。

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今日のおもな出来事
- 1920年 フランスで第1回凱旋門賞開催。
- 1964年 日本武道館が開館。
- 1971年 日本テレビ系のオーディション番組『スター誕生!』が放送開始。
- 1988年 日本テレビ系のアニメ番組『それいけ!アンパンマン』が放送開始。
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今日の雑学
一つのコンセントでどれくらい家電が使えるでしょう?
電化製品が増えてくると、延長コードやテーブルタップを使っていくつものコードをつなぐことになり、かなりのタコ足配線になってしまいます。しかし、もともとのコンセントは1個だけだから、使える電化製品の数には限度があるはずです。一般家庭では一つのコンセントで使える電池の容量は1500ワット15アンペアまでというのが常識です。ただし、この容量超えてもすぐにブレーカーが落ちるわけではありません。実際には一つのコンセントで使える電気量は1875ワットだそうです。しかし、だからといってこの限度量ぎりぎりで使うと火災の原因になるなどの危険があるので、あえて1500ワットまでを許容範囲としているのです。エアコンや電子レンジなど、一つで大量の電気を消費する電化製品を複数使用する場合は、合計でどれくらいの電気量になるかを計算したほうが懸命です。
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今日の昔話
長崎の大村の浜の沖、久原(くばら)の大流れは、急で危険な海域として漁師たちから恐れられていました。
ある夏の夜、災いを呼ぶといわれる「真珠の夜光」という不思議な光が海底から現れました。十年前にこの光が現れた時、漁村は大津波に飲み込まれたので、人々たちは大津波が再びやってくるのかと驚き慌てました。
漁師の親方は、海底の真珠をえぐり取ろうと考えましたが、誰も危険な大流れに潜ろうとはしませんでした。そこへ、親方の娘トセと密かに恋仲だった里に住む若者のヒコが、名乗りをあげました。里人との付き合いを禁じていた親方は、若者と娘の結婚を許せませんでしたが、ヒコとトセは沖へ向かって漕ぎ出しました。
大流れの近くまでくると、ヒコは躊躇せず海の中へ飛び込みました。が、華奢な体のヒコはなかなか潜る事ができず、それどころか波にさらわれてしまいました。この様子を見ていた親方は、すばやく腰の刀をヒコに向かって投げました。以前に殿様からもらったという大切な刀はずっしりと重く、ヒコは刀の重みでぐいぐい海中へ潜っていきました。
海底の大きなあこや貝を刀でこじ開けたヒコは、まばゆい光を放つ大真珠を抱えて海面に顔を出しました。こうして、ヒコは大きな真珠とトセを同時に手に入れることができました。その後、この大真珠は、久原を照らす灯台として長く人々の役に立ったということです。
今日のことわざ
虎穴にいらずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
恐ろしい虎の住む洞穴に入る危険を冒さなければ、虎の子を手に入れることはできないという意味から、大きな危険を冒さなければ大きな利益や成果あげられないということのたとえ