今日は何の日? 10月16日

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  • ボスの日
    アメリカのパトリシア・ベイ・ハロキスさんが、会社を経営していた父の為に1958年に提唱。
    経営者と部下の関係を円滑にするための日。アメリカではボスを昼食に招待したりプレゼントを贈ったりしている。
    日本では1988(昭和63)年からデパート業界が実施しています。
太陽にほえろ
太陽にほえろ

 

  • 世界食糧デー(World Food Day)
    国連食糧農業機関(FAO)が1981(昭和56)年に制定。国際デーの一つ。
    1945(昭和20)年のこの日、FAOが設立されました。
    開発途上国等での栄養失調や飢餓について考える日です。

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  • 辞書の日(Dictionary Day)
    アメリカの辞書製作者ノア・ウェブスターの1758年の誕生日。

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  • 世界脊椎デー(World Spine Day)
    毎年10月16日は、世界中で運動器の10年(Bone and Joint Decade)活動週間(10月12日~20日)の一環として「世界脊椎デー(World Spine Day)」の啓蒙活動が行われています。
    腰痛、頚部痛、側弯症、椎間板疾患など脊椎疾患の理解と予防を訴えるのが目的です。

 

  • 今日のおもな出来事

1018年 藤原道長の娘・妍子が皇太后に、威子が御一条天皇の中宮になる。道長は「此世をば我世とぞ思ふ望月の欠けたる事もなしと思へば」と自らの繁栄を詠む。 藤原道長

1793年 幽閉されていたルイ16世妃マリー・アントワネットが断頭台で処刑。マリー・アントワネット

1976年 阿部定事件を描いた日本初のハードコア映画『愛のコリーダ』が封切り。 愛のコリーダ

1978年 ゴルフの青木功が世界マッチプレー選手権で日本人初の海外優勝。

1985年 阪神タイガースが21年ぶりにリーグ優勝。阪神タイガース

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    • 今日の昔話

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腰折れスズメ

むかしむかし、あるところに、心やさしいおばあさんと欲深いおばあさんがとなり合わせに住んでいました。

ある朝、心やさしいおばあさんが、ほうきで庭をはいていますと、庭のすみの草むらでチイチイと悲しそうに鳴くスズメがいました。
「おおっ、可哀想に」
心やさしいおばあさんがスズメを手のひらにそっとのせますと、なんとスズメの腰の骨が折れているではありませんか。
おばあさんはそのスズメを家へ連れてかえり、一生懸命に看病しました。
するとだんだん、スズメの傷は治っていきました。

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ある日の事、スズメが何か言いたそうにしています。
「どうしたんだい? ああ、元気になったので、お家に帰りたいんだね」
おばあさんがスズメを庭先に出してやると、スズメは元気よく飛んでいってしまいました。
「よかったわ、あんなに元気になって。でも、あのスズメがいなくなると、なんだかさみしいね」

それから何日かたったある朝、いつものようにおばあさんが庭をほうきではいていますと、なにやらなつかしい鳴き声が聞こえてきます。
「あれあれ、あんたはあの時のスズメかい? うれしいね、会いに来てくれたのかい」
スズメはうれしそうに鳴くと、おばあさんの前に小さなタネを落として、そのまま飛んでいってしまいました。
そのタネは、ひょうたんのタネです。
おばあさんはスズメにもらったひょうたんのタネを、庭にまきました。

やがて秋になり、スズメのくれたひょうたんは立派に成長して、たくさんのひょうたんが実りました。
そしてすっかり大きくなったひょうたんを取ってみると、なんだかすごく重たいのです。
「おや? どうしてこんなに重たいのかね? 何かが入っているような」
おばあさんがそのひょうたんを割ってみますと、不思議な事に中にはお米がたくさんつまっているのです。
「あれまあ、不思議な事もあるものだね」
おばあさんは、そのお米でご飯をたいてみました。
そのご飯の、おいしいこと。
おばあさんはそのひょうたんのお米を近所の人にくばり、あまったお米を売ってお金持ちになりました。

さあ、それをねたましく思ったのは、隣の欲深いおばあさんです。
欲深いおばあさんは庭で遊んでいるスズメに石をぶつけてつかまえると、かわいそうにそのスズメの腰の骨をむりやり折ってしまいました。
そしてその腰の折れたスズメをかごに入れると、そのスズメに毎日えさをやりました。
「さあ、はやく良くなって、わたしにひょうたんのタネを持ってくるんだよ」
そして、一ヶ月ほどがたちました。
「もうそろそろ、いいだろう」
欲深いおばあさんは、スズメを庭に連れ出すとこう言いました。
「今すぐ飛んでいって、米のなるひょうたんのタネを持ってくるんだよ。さもないと、お前をひねりつぶしてしまうからね」
スズメのキズはまだ治っていませんが、こわくなったスズメは痛いのをガマンして、そのまま飛んでいきました。

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それから何日かたったある日の夕方、毎日庭先でスズメが帰ってくるのを待っている欲深いおばあさんの前に、あのスズメが現れました。
「やれやれ、やっときたね」
欲深いおばあさんはスズメの落としていったひょうたんのタネを拾うと、それを庭にまきました。
そのひょうたんのタネはどんどん大きくなって、秋には立派なひょうたんがたくさん実りました。
「よしよし、これでわたしも金持ちになれるよ」
おばあさんが包丁を持ってきて、一番大きなひょうたんの実を割ってみました。
すると中から出てきたのはお米ではなく、毒ヘビやムカデやハチだったのです。
「ひぇーーー!」
他のひょうたんからも毒ヘビやムカデやハチなどがたくさん出てきて、欲深いおばあさんにおそいかかったという事です。

  • 今日のことわざ

欲の皮が張る
意味:非常に欲張っているさま。

 

  • 今日の雑学

キノコが属する菌類を簡単に説明すると?

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昨日は「キノコの日」でしたが、シイタケやマツタケ、ナメコなどのキノコは野菜と一緒にスーパーなので売られているので植物だと思っている人も多いでしょう。
ところがキノコは植物ではありません。ましてや動物でもありません。「菌界」という分類に属する「菌類」という生物の体の一部なのです。
かつて生物は「植物界」と「動物界」の二つのカテゴリーに分類されていましたが、菌類は植物のように葉緑体を持たず、光合成をしません。
また種で子孫を増やす植物と違って、胞子で子孫を増やす、など植物界に分類するには無理のある特徴が多かったのです。
そこで、植物界と動物界とは別に菌界という分類が作られ、キノコもそこに分けられるようになったというわけです。
胞子が成長すると、「菌糸」というとても細くて長い管になります。実はこの菌糸が菌類の本当の体で、常に地面の下なので暮らしています。それが子孫を残す時期になると、菌糸が寄り集まってキノコとなり、胞子を作って飛ばすのです。

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菌界に属する菌類には、キノコのほかにカビがあります。つまりキノコはカビの仲間なのです。
ただ、キノコを作る菌糸はカビと同じものですが、カビは胞子を作る器官があまりに小さいため、キノコのように見えないだけなのです。

 

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