今日は何の日? 10月28日

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  • 速記記念日

日本速記協会が制定。
1882(明治15)年のこの日、田鎖綱紀(たくりこうき)が東京・日本橋で初の速記講習会を開催した。その年の9月19日に、『時事新報』紙上で発表された自ら考案した速記法で、その速さから田鎖綱紀は「電筆将軍」と呼ばれた。
1888(明治22)年に、講習会の7周年記念会を開いた時にこの日を「速記記念日」として定めた。
現在では日本速記協会が中心となり、ひろく国民に速記に関する関心を啓発する催し等が行われている。

 

  • 日本のABCの日

日本ABC協会が1988(昭和63)年に制定。
1952(昭和27)年のこの日、日本にABC(新聞雑誌部数監査機構)が誕生した。
ABCは、広告料の基準となる新聞や雑誌の発行部数を調査する団体である。

 

  • 今日のおもな出来事

1886年 アメリカ独立100周年を祝いフランスから寄贈された自由の女神像の除幕式

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1951年 日本人が参加する初のプロレスの試合・力道山対ボビー・ブランズ戦が行われる。

1952年 日本テレビ放送網(日本テレビ)設立。

1956年 戦中に解体された大阪・新世界の通天閣が再建される。

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1972年 中華人民共和国との国交回復を記念して日本に贈られた雌雄2頭のジャイアントパンダ「カンカン」「ランラン」が上野動物園に到着。

1981年 ロッキード裁判で榎本被告の夫人・榎本三恵子が田中元首相の5億円受領を裏附ける証言。「ハチのひと刺し」が流行語に。

1993年 ドーハの悲劇。ワールドカップサッカー・アジア最終予選でロスタイムでイラクに得点され出場を逃す。

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    • 今日の昔話

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松屋のびんつけ(福井県の昔話)

むかしむかし、田島川(たじまがわ)のふちに住んでいた大蛇が、美人と評判の松屋の娘にほれて、何とか嫁にしたいと思いました。
大蛇は若者に変身すると、松屋を訪ねて行って言いました。
「娘さんを、わたしの嫁にいただきたい。もし嫁にくださるなら、一朝(いっちょう)で千金(せんきん)を得る秘伝をお教えしましょう」
しかし松屋の主人は、
「初めて会った者に、突然そんな事を言われても困る」
と、若者の申し出を断りました。
しかし若者は毎晩やってきて熱心に頼むので、主人も娘を嫁にやる決心をしました。
そして婚礼をすませた若夫婦を主人夫婦が見送っていると、若者は田島川のたもとで急に立ち止まり、
「わたしは、この川に住む大蛇です」
と、大蛇の姿を現して、娘とともに川に飛び込んだのです。

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大切な娘を失った主人夫婦は毎日のように泣き暮らしていましたが、大蛇の若者が言い残していった一朝で千金を得る方法を思い出すと、一心に仕事に打ち込み始めました。
その方法とは、びんづけ油の製法でした。
びんづけ油とは髪の毛にぬる油の事で、当時は男も女もみんなびんづけ油を使っていました。
大蛇の若者が教えてくれたびんづけ油は、べたつかず香りも良かったので、たちまち主人夫婦は大金持ちになりました。

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そんなある日、田島川の川筋一体が突然の大火事となり、松屋も火につつまれてしまいました。
すると田島川から二匹の大蛇が現れて、松屋を火事からすくってくれたのです。
ですが二度目の大火事の時に、その二匹の大蛇は松屋もろとも焼け死んでしまいました。
その時から松屋のびんづけ油の質が落ちて、松屋はすたれていったそうです。

 

  • 今日の雑学

本日、三笠宮崇仁さまの逝去を伝える号外を各地で配布した新聞社もあったようですが、新聞社は、号外をタダで配って大損しないのでしょうか?

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号外とは、大事件が起きたときに、新聞社が朝刊、夕刊とは別に刷って、駅や繁華街の街頭で道行く人々に配るニュース速報紙のこと。もちろんタダです。

よく考えてみると、新聞社にとって、これは大きな負担になるはずです。
かかる費用は少なく見積もって1000万円以上。
それに対する売り上げや広告収入は0。つまり、号外を出すのは新聞社にとっては大損になるはずです。

そんな損を承知でなぜ、新聞社は、号外を出すのでしょうか。
その理由は二つあります。
一つは、新聞社は、号外を「事実をより早く知らせる新聞社の責任を果たすために必要なもの」と考えているから。
二つ目に、号外を社のイメージアップに繋がる高校効果の高いもの、とも考えているからです。

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そういえば、号外を配っているシーンは、必ずといっていうこと、テレビのニュース番組で取り上げられているようです。
その宣伝効果を考えると、新聞社にとって号外は案外安いものなのかもしれません。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。
それではまた、明日の「今日は何の日?」でお会いしましょう。

 

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