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津波防災の日
奇跡の一本松
2011年3月11日の東日本大震災を受けて同年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」にて制定。
嘉永7年11月5日(1854年12月24日)、安政南海地震が発生し、南海道・東海道を大津波が襲った。このとき、紀伊国広村で濱口梧陵が稲藁に火をつけて津波の襲来を知らせ村人を避難させたという実話を元に小泉八雲が『稲むらの火』という物語を執筆し、後に小学校の教科書にも掲載されました。
当初は東日本大震災が発生した3月11日を記念日とする案であったが、震災が起きて間もないことから、被害を受けた方々の心情を考慮して違う日付にされました。
雑誌広告の日

日本雑誌広告協会が1970(昭和45)年に制定。
「読書週間」「教育文化週間」のある時期ということで、この日を記念日とした。
消費者の保護と雑誌広告の信頼を高めることを目的としています。
いいりんごの日

青森県が2001(平成13)年に制定。
「いい(11)りんご(5)」の語呂合せ。
縁結びの日
出雲大社
島根県の神話の国・縁結び観光協会が制定。
旧暦10月(新暦11月ごろ)に出雲大社に全国の神が集まり縁結びなどの会議をするとされていることと、「いい(11)ご(5)えん」(いいご縁)の語呂合せから。
電報の日

電報を申しこむ時の電話番号「115」から。
いい5世代家族の日
製薬会社・ノバルティスファーマが制定。
「いい(11)ご(5)せだい」の語呂合せ。
今日のおもな出来事
1922年 ハワード・カーターが7年の調査の末にツタンカーメン王墓の外側の封鎖壁を除去し封印を解く。
1966年 – トヨタ自動車、カローラを発売[
- 1972年 – 上野動物園でジャイアントパンダ・カンカンとランランの一般公開を開始。
- 1989年 – F1オーストラリアGPで、中嶋悟が日本人初のファステストラップを記録する。

2010年 – 尖閣諸島問題で、中国漁船衝突映像が流出。
今日の昔話
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熊野参り(和歌山県の民話)
むかしむかし、サルがカエルのところへやって来ました。
「カエルどん、カエルどん、一緒に熊野参り(くまのまいり)に行かないか?」
「いいとも。わしも、一度は行きたいと思っていたところだ」
そこで二人は、さっそく熊野参りに出かけました。

熊野参りというのは、熊野の権現(ごんげん)さまという神さまにお参りする事で、むかしから大勢の人が出かけたのでした。
ところがサルとカエルでは、足の速さが違います。
カエルが夢中で歩いても、すぐにサルにおいていかれます。
そこである日、カエルが言いました。
「サルどん、どうだろう? 交代で、おんぶしながら行っては」
「なるほど、それなら一緒に行けるというわけだ。よし、お前が先にのれ」
サルはカエルをおんぶすると、ピョンピョンと飛ぶようにかけ出しました。
(ああ、楽ちん、楽ちん。しかし、このまま熊野まで行くいい方法はないものか?)
カエルはサルの背中で、あれこれと考えました。
その時、サルが立ち止まって言いました。
「ああ、くたびれた。カエルどん、交代してくれ」
カエルはしかたなく、サルを背中にのせました。
でも小さなカエルでは、サルをおんぶして走るのは大変な事です。
そこでカエルは、
「サルどん、うんと飛ばすから上を向いてくれ。下を向くと、落っこちるからね」
と、言って、サルは言われた通り上を向きました。
すると風が吹いてきて、空の雲が飛ぶように流れていきます。
(ほほう。カエルも、なかなかよう走るわい)
サルはすっかり感心して、流れる雲を見ていました。
でもカエルは、その場でジッとしたまま全く動きません。
しばらくたって、カエルが言いました。
「さあ、おりてくれ、交代だ」
サルがおりてみると、さっきと同じ場所です。
「何だ? ぜんぜん進んでいないぞ」
「バカな事を、言うな。熊野に行くまでには、同じような場所が七ヶ所もあるんだぞ」
「なるほど。あれほど走ったのに、確かにさっきの場所とそっくりだな」
サルはカエルをおんぶすると、またピョンピョンとかけました。
このようにして、カエルは交代するたびにサルをだまして、とうとう一歩も歩かずに熊野参りをすませたという事です。
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今日の雑学
11/2に気象衛星「ひまわり9号」が種子島からH2Aロケット31号機で打ち上げられましたが、そもそも人工衛星は何をめがけて打ち上げられるのでしょうか?
ひまわり9号
宇宙の様子をより詳細に知るために欠かせないのは人工衛星による観測です。2013年1月の時点で、宇宙では3500個以上の人工衛星が様々な任務を背負って活動を続けています。
人工衛星が担う任務の中には、地球上からの可視光線や熱、ノイズが邪魔になるものもあります。
その場合、人工衛星は宇宙空間にある「ラグランジュ点」と呼ばれる五つのポイントに向かって打ち上げられます。
その「ラグランジュ点」に向かって適切な初速で打ち上げられた衛星は、太陽と地球との位置をキープしたまま、太陽の周りを公転するのです。

「ラグランジュ点」のうち、地球と太陽を結ぶ直線上にあるのがL1、 L2、 L3、地球と太陽と正三角形をなす位置にあるのが L4、 L5です。
L1~3は不安定で、何かのはずみで衛星の位置がズレるとその大きく外れていってしまいます。
一方の L4とL5は安定していて、太陽と地球の重力によって衛星の多少のズレは修正して元の位置に戻ります。
5つの「ラグランジュ点」の中で太陽や地球の影響を最も排除できるのは L2です。
宇宙マイクロ波背景放射の観測やダークエネルギーの測定などために、 L2を目指して今後も続々と人工衛星が打ち上げられる予定です。
本日もご覧いただきありがとうございました。
それではまた、明日の「今日は何の日?」でお会いしましょう。