SBK(スーパーバイク世界選手権)のレギュレーションが2017年に向けて一部変更となることがスーパーバイクコミッションより発表されました。
大きな変更点はレース2のグリッドについて。これまではレース2のグリッドもレース1と同様に、レース1の結果に関係なく、予選(スーパーポール)の結果順でしたが、2017年はレース2の上位3列のグリッドがレース1の結果順となることになった。
具体的にはレース1の上位3名はレース2は3列目スタートとなり、レース1の優勝者が9番グリッド、2位が8番グリッド、3位が7番グリッドからのスタートとなる。レース2の1列目(フロントロウ)はレース1で4位、5位、6位に入賞したライダーが昇格、レース1で4位だったライダーがポールポジションの位置からスタートとなる。レース2の2列目はレース1で7位、8位、9位のライダーが続く。レース2の10番グリッド以降は予選(スーパーポール)の結果順のままとなる。(AUTO SPORTS Webより)
簡単にまとめると下記のようになります
レース2スタートグリッド(数字はレース1終了順位)
↑
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
③
②
①
要するに、スタートでハンデを付けて獲得ポイントの均衡を図ろうという趣旨なのでしょうが、果たして効果があるでしょうか?
自動車のレースなら車幅があるので、スタートが良くても1コーナーまではなかなか抜くのは難しいですが、オートバイレースとなると、SBKだけでなく、MotoGP、全日本ロードでも加速さえあればコース幅いっぱいに使ってポジションチェンジをする光景が多々見られます。
特に、1コーナーまで距離があるサーキットではなおさら効果が疑われます。
2016シーズンでも、スタートでごぼう抜きというシーンも何度も見られました。
さあ、開幕戦ではどんなスターシーンが見られるでしょうか?