AUTOSPORT誌によると、ACOフランス西部自動車クラブは2月9日、フランス・パリで行なわれたプレスカンファレンスで2018/19年のWEC世界耐久選手権開催スケジュールを発表したが、このなかで第4戦として行われる予定の富士6時間レースについて、開催日程を10月12~14日とすることを明らかにしたそうです。
昨年発表された暫定カレンダーでは、当初富士ラウンドは10月12~14日開催の予定になっていました。
それが決定カレンダーでは1週間先送りされ、19~21日開催に落ち着きました。
ところが、TOYOTA GAZOO Racingが今期フェルナンド・アロンソをレギュラードライバーとして起用すると発表。アロンソがF1アメリカGPとスケジュールが重なる富士戦に出場できないことから富士スピードウェイがACOに日程変更を求めているという報道がなされました。
今回の日程再変更によって2018年のF1とWECのバッティングは全ラウンドで回避されることとなり、アロンソがトヨタのドライバーとしてWEC富士に参戦することが可能となりました。

ところが、同週末は大分・オートポリスでSuperGT第7戦が行われる予定で、もしもSuperGTの日程がこのまま変更なしということになれば、GT500クラスとWEC、その両方に参戦している中嶋一貴、小林可夢偉もどちらかのレースを欠場せざるを得ない状況となるのでは?
それとも両者をSuperGTに出場させるために、オートポリスの日程を1週先送りするのでしょうか?


と、ここまでがこの時点までの流れでしたが、その後、開催サーキットであるオートポリスから、「AUTOPOLIS GT 300km RACE 開催日調整の件」として以下のようなコメントが出されました。
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
さて標記の件、WEC 富士大会の日程変更による重複を避けるため、弊社大会の開催日を 1 週間遅らせ、10 月 19-21 日への変更を JAF に対し申請中です。
日程が確定致しましたらあらためてご案内申し上げます。
JAFの決定次第ですが、どうやら本当に開催日が1週動くようです。