ホンダが来季チーム体制を一部発表と予想的中!

12月14日、栃木県のツインリンクもてぎで、ホンダは2017年のスーパーGT500クラスに参戦するチームのうち、2チームの参戦体制について発表した。16年限りでの活動休止を発表したDrago Modulo Honda Racingに代わるチームとして、TEAM無限の参戦が発表されました。

要点だけ説明すると、ドラゴに代わって16号車・無限が参戦。
ドライバーは、15号車を走らせていた武藤英紀とNAKAJIMA RACINGから中嶋大祐が移籍。
タイヤは、ホンダ陣営で初めてヨコハマタイヤを履く。

また、中嶋大祐が抜けた64号車には、8号車から松浦孝亮が加入し、ベルトラン・バゲットとコンビを組むことになった。

 

15号車・ドラゴ
15号車・ドラゴ

 

このラインナップですが、オートスポーツ・12/16号の来期のSuperGT陣営予想で、ホンダの5台目は、16号車チーム無限
ドライバーは、◎・武藤英紀、〇・中嶋大祐、△・山本尚貴、と予想されていました。
また、ヨコハマタイヤがホンダにもタイヤを供給、相手は100号車のレイブリック。

ヨコハマタイヤの供給先以外、ほぼ完璧な予想でした!

この後注目されるのは、松浦孝亮の抜けた8号車、野尻智紀のパートナーに誰が来るのかということ。
もっともこれは、8号車に野尻が残留すればの話ですが。

野尻のパートナーに新人が来るのか、それとも他のホンダ陣営を含めての大シャッフルとなるのか?
オートスポーツ・12/16号の予想であと動く可能性があるのが、100号車の伊沢拓也。
予想移籍先は8号車。
ということは、野尻の新パートナーは伊沢?

 

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それにしても、この時期に2台もの新車をシェイクダウンさせるとは、今回来期にむけてのホンダ陣営の並々ならぬやる気が感じられます。

来月に予定されている、他のホンダ陣営の体制発表が楽しみになってきました。

 

AUTO SPORT Webの記事はコチラ

SuperGTオフィシャルサイトの記事はコチラ

 

 

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トヨタ、2017年のWRC参戦体制を発表

2017年に世界ラリー選手権(WRC)に復帰するトヨタは13日、フィンランド・ヘルシンキでWRC参戦体制発表会を開催。参戦車両であるトヨタ・ヤリスWRCをアンベイルするとともに、ドライバーラインアップを公開した。

お披露目されたヤリスWRCはパリモーターショーでアンベイルされたマシンと同じく、TOYOTA GAZOO Racingの統一カラーリングであるレッドとホワイトがあしらわれている。マシンのフロントとサイドにはDMG森精機やテクノロジー・パートナーを務めるマイクロソフトのロゴも入れられた。

AUTO SPORT Webの記事はコチラ

 

また、TOYOTA GAZOO Racingから動画も公開されました。
なお後日には、この動画に日本語字幕を追加したものも公開される予定。

 

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2017年SBKレギュレーション変更点

SBK(スーパーバイク世界選手権)のレギュレーションが2017年に向けて一部変更となることがスーパーバイクコミッションより発表されました。

大きな変更点はレース2のグリッドについて。これまではレース2のグリッドもレース1と同様に、レース1の結果に関係なく、予選(スーパーポール)の結果順でしたが、2017年はレース2の上位3列のグリッドがレース1の結果順となることになった。

具体的にはレース1の上位3名はレース2は3列目スタートとなり、レース1の優勝者が9番グリッド、2位が8番グリッド、3位が7番グリッドからのスタートとなる。レース2の1列目(フロントロウ)はレース1で4位、5位、6位に入賞したライダーが昇格、レース1で4位だったライダーがポールポジションの位置からスタートとなる。レース2の2列目はレース1で7位、8位、9位のライダーが続く。レース2の10番グリッド以降は予選(スーパーポール)の結果順のままとなる。(AUTO SPORTS Webより)

 

簡単にまとめると下記のようになります

レース2スタートグリッド(数字はレース1終了順位)



   ⑤
      ⑥

   ⑧
      ⑨

   ②
      ①

 

要するに、スタートでハンデを付けて獲得ポイントの均衡を図ろうという趣旨なのでしょうが、果たして効果があるでしょうか?

自動車のレースなら車幅があるので、スタートが良くても1コーナーまではなかなか抜くのは難しいですが、オートバイレースとなると、SBKだけでなく、MotoGP、全日本ロードでも加速さえあればコース幅いっぱいに使ってポジションチェンジをする光景が多々見られます。

特に、1コーナーまで距離があるサーキットではなおさら効果が疑われます。
2016シーズンでも、スタートでごぼう抜きというシーンも何度も見られました。

 

さあ、開幕戦ではどんなスターシーンが見られるでしょうか?

 

 

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2017スーパーフォミュラーカレンダー確定

全日本スーパーフォーミュラ選手権を統括する株式会社日本レースプロモーション(JRP)は、「2017年 全日本スーパーフォーミュラ選手権」のシリーズ開催日程を発表しました。

開幕戦は当初暫定で発表されたスケジュールを変更し、4月22日(土曜)予選、23日(日曜)決勝のスケジュールで開幕。第3戦富士大会、最終戦JAF鈴鹿グランプリも当初スケジュールから変更されました。

JRPではよりコンペティティブなレースを目指すため、WEC(世界耐久選手権)等の海外レーススケジュールとのバッティングを避ける調整を行い、下記の通りの年間スケジュールを確定致しました。

2017年シーズンはヨコハマタイヤでの2年目のシーズンとなり、またドライバーの移籍や新規参戦など、話題の多いシーズンとなります。

2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権 確定スケジュール
第1戦 4月22日(土), 23日(日) 鈴鹿サーキット
第2戦 5月27日(土), 28日(日) 岡山国際サーキット
第3戦 7月 8日(土), 9日(日) 富士スピードウェイ
第4戦 8月19日(土), 20日(日) ツインリンクもてぎ
第5戦 9月 9日(土), 10日(日) オートポリス
第6戦 9月23日(土), 24日(日) スポーツランドSUGO
第7戦 10月21日(土), 22日(日) 鈴鹿サーキット

※第7戦は「第16回 JAF鈴鹿グランプリ」として開催されます。

2017年 公式合同テスト 開催スケジュール
第1回 公式合同テスト 3月 6日(月), 7日(火) 鈴鹿サーキット
第2回 公式合同テスト 3月31日(金), 4月1日(土) 富士スピードウェイ

(全てスーパーフォミュラーオフィシャルサイトより)

スーパーフォミュラーの日程が全てWECとのバッティングを避けたことにより、いまだバッティングしているのは、まだ確定してないSuperGTの(5/3~4)第2戦富士ラウンドのみ。

個人的にはこれはゴールデンウィーク期間中でもあり、集客が見込めることもあり、SuperGT側も日程を動かさないのでは?と思いますので、結果日本側のレースでバッティングするのは1戦のみとなるのではないでしょうか。

これで来年見納めになるかもしれない?アンドレロッテラーを見に行けるぞ!

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ロッテラーポルシェへ

以前の記事で紹介した、ロッテラーの来季の動向について

ロッテラー来期も日本で走る?

WECについては決定したようです。

 

FIA世界耐久選手権(WEC)に参戦しているアンドレ・ロッテラーが、2017年からポルシェに加入。引き続きLMP1への参戦を継続する。
詳細記事はコチラ(AUTO SPORT Web)

 

WECについては上記のように決定したようですが、日本での動向、スーパーフォミュラーに関してはまだ公式発表がありませんが、オートスポーツ誌(12/16号・No1445)では、今期と同様トムスからの参戦の可能性がかなり高いのでは?と出ています。

そうなるとネックになるのが、WECとスーパーフォミュラーの3戦バッティングが気になります。
恐らく、スーパーフォミュラー側が日程調整するとか思うのですが・・・。

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日程のバッティングと言えば、オートスポーツ誌(12/16号・No1445)で、あるドライバーのSuperGTの復帰の可能性が語られています。
ネタバレになるので名前は伏せますが、ゲストで登場した番組で、SuperGTにもスーパーフォミュラーにもル・マンにも忘れ物をしているとか、早く暫定カレンダーではなく決定カレンダーを出せとか言っていましたね。
管理人は、その時にもしかしてこの人はSuperGTに帰ってくる気か?と思ったものでしたが、どうやらそれが実現する可能性があるようです

 

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それにしても、その選手も言っているように、早く来期の各カテゴリーの決定カレンダーを出してもらいたいものです。

 

 

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ホンダ・チーム・アジア、2017年チーム体制発表と5人の日本人がMotoGP参戦

MotoGP世界選手権に参戦するホンダ・チーム・アジアは12月2日、2017年にMoto2クラス、Moto3クラスに参戦するチーム体制を発表しました。(AUTO SPORT Webより)

Moto2クラスに参戦するイデミツ・ホンダ・チーム・アジアは、日本人ライダーの中上貴晶に加え、Moto3クラスからステップアップしたマレーシア人ライダーのカイルール・イダム・パウイのラインアップで臨む。

Moto3クラスに参戦するホンダ・チーム・アジアは、ラインアップを一新。日本人ライダーの鳥羽海渡とタイ人ライダーのナカリン・アティラプバパトのふたりを新たに起用する。

 

詳しい内容はコチラ

 

同時に、2017年は各クラス計日本人5人がMotoGPに参戦します。

上記の2名以外に、CEVのMoto2クラスで活躍した長島哲太が世界グランプリMoto2クラス復帰を果たします。

Moto3クラスには、佐々木歩夢がSICレーシングチームから参戦。鈴木竜生は新規参戦チームのSIC58スクアドラ・コルセに移籍します。
なお、2015年から2年間Moto3クラスにレギュラー参戦した尾野弘樹の名前は残念ながらリストにはありません。

残念ながら、来季もMotoGPクラスには日本人のレギュラー参戦はありませんが、大物の移籍が相次ぎました。

ホルヘ・ロレンソがドゥカティへ、マーベリック・ビニャーレスがヤマハへ、アレイシ・エスパルガロがアプリリア・グレシーニへ、アルバロ・バウティスタがアスパー・ドゥカティへと移籍。KTMがファクトリーチームとしてMotoGPクラスに新規参戦し、ポル・エスパルガロとブラドリー・スミスを起用する。

Moto2クラスからのステップアップ組では、ヨハン・ザルコとジョナス・フォルガーがヤマハ・テック3から、アレックス・リンスがスズキから、サム・ロウズがアプリリア・グレシーニから参戦。2016年はSBKに参戦していたカレル・アブラハムがアスパー・ドゥカティからMotoGPに復帰した。

その他の参戦リストはコチラ

 

2017年シーズン当初は、これまでと違うレーシングスーツ姿に戸惑うケースが頻発しそうです(笑)

 

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MotoGP&SBKヘレスプライベートテスト

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スペインのヘレスサーキットでMotoGPチームとSBKチームのプライベートテストが3日間にわたり行われました。

MotoGP&SBKヘレスプライベートテスト(初日)(AUTO SPORT Web)
MotoGP&SBKヘレスプライベートテスト(2日)(AUTO SPORT Web)
MotoGP&SBKヘレスプライベートテスト(3日)(AUTO SPORT Web)

有力どころが参加したSBK勢では、雨の最終日こそドゥカティのチャズ・デイビスがトップタイムだったようですが、初日・2日目とカワサキのジョナサン・レイがトップタイムでした。

中でも2日目の、MotoGP勢を押さえてレイが記録したタイムは、SBKのサーキットレコード(1分39秒190)を約コンマ5秒更新、MotoGPのサーキットレコード(1分38秒735)を更新するもの。
また、デイビスのタイムも全体の3位という優れもの。

テストのタイムを見る限りでも、来シーズンのSBKもこの二人を中心に回っていくことでしょう。

特にサマーブレイク後のデイビスの快進撃は、前半の取りこぼしがなければ、レイの2連覇も危うかったのでは?と思わせるくらいの凄まじいものでした。

一方のレイ&サイクスのカワサキ勢も、来シーズン2年目となる新型ZX-10Rの熟成も進んで来るでしょうから、後半戦のように走ればデイビスの独走というケースは少なくなってくるのでは?と思います。

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その来シーズンのSBKの暫定カレンダーが発表されました。

2017年は未定の1戦を含めて全13戦で開催予定。
SBKは全戦開催で、渡辺一樹の参戦するWSSはアメリカラウンドのみ未開催
例年通り、2月始まりの第8戦~9戦の間に1か月半のサマーブレイク。

第1戦 2月26日 オーストラリア/フィリップアイランド
第2戦 3月12日 タイ/チャーン
第3戦 4月2日 スペイン/アラゴン
第4戦 4月30日 オランダ/アッセン
第5戦 5月14日 イタリア/イモラ
第6戦 5月28日 イギリス/ドニントンパーク
第7戦 6月18日 イタリア/ミサノ
第8戦 7月9日 アメリカ/ラグナセカ
第9戦 8月20日 ドイツ/ラウシッツリンク
第10戦 9月17日 ポルトガル/アルガルベ
第11戦 10月1日 フランス/マニクール
第12戦 10月15日 未定/未定
第13戦 11月4日 カタール/ロサイル

※日程は決勝開催日

この日程を見ると、来シーズンのSBKは再び日曜2レース制?

 

ロッテラー来期も日本で走る?

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昨日のロッテラーのコメントで、来期の日本で走る可能性について書いてみましたが、
それを裏付けるかもしれない?ニュースが2つ入って来ました。

WEC新王者に輝いたデュマとリエブがポルシェ離脱。ロッテラーが移籍か?(AUTO SPORT Web)

デュバル、来週行われるDTMへレステストにアウディから参加(AUTO SPORT Web)

 

2つのニュースを総合すると、ポルシェは1号車をドライブしていたマーク・ウエーバーが引退を表明しており、3名のドライバーを新しく探すこととなるようです。

その候補には、2015年のル・マン24時間を制したアール・バンバーとニック・タンディのふたりが有力で、アウディをドライブしていたアンドレ・ロッテラーもポルシェに移籍すると噂されている。

ロッテラーはアウディからDTMに参戦する噂もあるが、DTMへレステストにはロイック・デュバルが参加することが発表されたが、ロッテラーは予定されておらず、来期はDTMへ参戦せず、WECのポルシェ移籍が濃厚のようです。

ポルシェは、12月3日の授賞式で2017年のドライバーラインアップ発表を予定しているとのこと。

 

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ちなみに、ロッテラーの今年のスケジュールは、
2016年=WEC(アウディ)+スーパーフォミュラー(トムス) だったので、
2017年=WEC(ポルシェ?)+スーパーフォミュラー(トムス) でもスケジュール的には、WECの所属が変わるだけで実質今年と同じ。

だだ、現時点で判明している来期の暫定スケジュールでは、

WEC第1戦シルバーストン6HとSF第1戦鈴鹿
WEC第4戦ニュルブルクリンク6HとSF第3戦富士
WEC第8戦上海6HとSF第7戦鈴鹿

の3戦がバッティングしてます。

1戦だけならともかく、3戦となると総合優勝を狙う上では非常につらいものがあります。

だだ、現時点での暫定スケジュールですので、ここ数年のようにバッティングを避ける方向で変更される可能性大です。

是非ともバッティングを避けてもらって、2年ぶりにロッテラーの走りをオートポリスで見てみたいものです。

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スーパーフォミュラー鈴鹿テスト開催

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11月18日の記事で紹介した、スーパーフォミュラー合同テスト・ルーキードライバーテストが本日開催されました。
 

スーパーフォーミュラ鈴鹿テストのエントリー発表

この時点では、ほとんどのチームがドライバーは未定だったですが、本日の朝の段階でやっと参加全チーム発表されたようです。

AUTO SPORT Web

それによると、
今季のレギュラードライバーがそのまま乗り込んでいるのはINGINGの2台(石浦宏明、国本雄資)、REAL RACINGの10号車(塚越広大)、TEAM無限の16号車(山本尚貴)、KCMGの18号車(中山雄一)、TEAM IMPULの2台(ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ、関口雄飛)、VANTELIN TEAM TOM’Sの2台(アンドレ・ロッテラー、中嶋一貴、DANDELIONの40号車(野尻智紀)、NAKAJIMA RACINGの2台(中嶋大祐、ベルトラン・バゲット)

参戦経験がないドライバーは4名。KONDO RACINGは、ニック・キャシディ、そして山下健太という2015年&16年の全日本F3チャンピオンを起用することになった。また、新たにSF参戦を表明したB-MAX Racing Teamには、佐々木大樹の名が刻まれている。また、05号車のホンダのテストカーには、来季ヨーロッパ行きの噂もある牧野任祐が乗り込むことになった。

また、16年に参戦していたドライバーのうち、異なるチームのマシンに乗り込むドライバーも。REAL RACINGから参戦していた伊沢拓也は古巣DANDELION RACINGからテストにエントリー。Team LeMansから参戦していた小林可夢偉はKCMGから中山とシェア、小暮卓史は佐々木とシェアするかたちでB-MAX Racing Teamの50号車に乗り込む。

古巣Team LeMansからスーパーフォーミュラにひさびさに乗り込むことになるのは大嶋和也。

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そして、実際のテスト&タイムの様子は

AUTO SPORT Web(午前)
AUTO SPORT Web(午後)
スーパーフォミュラーオフィシャルサイト(総合成績)

AUTO SPORT Web(テスト参加者のコメント)

スーパーフォミュラーオフィシャルサイト(総合記事)

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このなかで興味深いのは、アンドレ・ロッテラーのコメント

今日の午前中は、乾きかけのコンディションだったし、余りテストをしても仕方がないかなと思って、路面が良くなるのを待って、余り周回はしなかった。レースウィークだったら、走るけどね。でも、一貴がそのコンディションの中で、ある程度テストをしてくれたから。午後からのテストでは、2種類のタイヤを比較したけど、新しいスペックはこれまでのものより、ものすごく良くなっていると思う。これまでの物よりコンマ5秒以上速いと思うし、全体としてグリップの幅も広いから、これまで以上にプッシュできるんだ。たった1周タイムアタックしただけで、ロングランした時にどうなるかはまだ分からないけどね。今日のテストでは、これまでよりももっとポテンシャルが得られるように、新しいセットアップを探っていたんだけど、悪くなかったよ。今年も冬のテストではパフォーマンスが良かった。空気密度が高いこの時期は、ダウンフォースも充分に得られているし、いつもいいんだよね。今回は、そこからシーズンを見据えて、いくつかのオプションを用意しておけるようにトライしたんだ。レーシングドライバーにとって、このクルマに乗るのは最大の楽しみ。SFのクルマで冬の鈴鹿を走るのは、最高の気分なんだよね。このクルマに乗って1年を締めくくれて良かったよ。

赤字の部分を見ると、来シーズンも日本でスーパーフォミュラーを走る可能性を示唆しています。

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また、今回今シーズンの所属チームとは別のマシンで走った小林可夢偉ですが、これには理由があったようで、

これまで開発車と8号車にしか乗ったことがなく、どこかほかのクルマでテストしたいというお願いをしていて、今回KCMGに乗る機会をいただきました。チーム監督の土居さんのことは前から知っています。僕と一貴がマカオに行って、2人で全損して帰ってきた時も、土居さんに担当してもらっていたので。それに土居さんはWECにも来ていて、一番顔を合わせているぐらいなので、チームにも違和感はなかったです。朝の走り始めはアクセルが戻らないというトラブルがあったんですけど、それ以外は問題なく走行できました。最初は今まで余り経験していないクルマのバランスから乗り始めましたね。今まで悩んでいたことが違う方向に行きつつあるようなバランスで、今日はセットアップできました。そういう意味では、僕が乗っていたバランスだけではないんだということを感じられましたよ。最後のアタックでは、トップタイムも狙えるという感覚がありました。ただ、デグナーが西日で見えなくて…。飛び出したくないから安全に行ったら、左に一車身ぐらい空いていて、“あれ?”ってなりました。また、最終コーナーで他のクルマに引っ掛かってしまった。それでコンマ3~4秒のロスがありましたね。ただ、クルマさえしっかりしていればそこそこ走れるんだなというのを実感できたので、自分自身、自信を持ってやっていけばいいかなと思います。今日のテストでは、手応えがあったというか、そんなに悪くなかったんですけど、逆にホントに速いクルマっていうのは、どんな感じなんだろうということも、ふと思いました。でも、1年の締めとしては、いいテストになりました。

可夢偉の方からのリクエストだったようです。

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今回オフシーズンの始まりに合同テストが行われましたが、

次回、SFの公式合同テストが行われるのは、3月7~8日の予定。舞台は今日と同じく鈴鹿となるが、そこではどのチームに誰が乗っているのか。また、誰が速さを見せるのか。これからシリーズは3ヶ月余りのウィンターブレイクに入るが、その舞台裏ではまだまだ動きがありそうなだけに、新たな情報を楽しみにしていただきたい。(スーパーフォミュラーオフィシャルサイト)

とのことです。

 

 

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渡辺一樹世界へ

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先日、カワサキ・渡辺一樹選手のチームグリーンの離脱をお知らせしましたが、

カワサキ・渡辺一樹、来季チームグリーン離脱を発表

来シーズンは世界へと羽ばたきます

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渡辺一樹、カワサキのマシンを駆ってWSSにフル参戦(AUTO SPORT Web)

スーパースポーツ世界選手権(WSS)とは?(Wikipedia)
国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が主催する、4ストロークの2・3・4気筒エンジン搭載の市販車を改造したオートバイで競うロードレースの世界選手権大会。スーパーバイク世界選手権に併催されている。
4気筒600cc以下、3気筒675cc以下又は2気筒750cc以下の4ストローク公道用バイクをベースにしたマシンで、改造範囲はスーパーバイククラスより制限されている。

今年はJSPORTSで放送されましたので、来年も放送されるのではないかと思います。
詳しくはコチラ

現時点では、2017シーズンのレース日程すら発表されていないJSB1000クラスの状況ですが、絶対王者・中須賀克行選手の動向を含め、まだまだ世界への可能性もありますので、渡辺選手に続く朗報を待ちたいと思います。

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どうなる?カルソニック

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11/22 18:00すぎ、ビックリするニュースが届きました。

日産、カルソニックカンセイを売却 (ITmedia ビジネスオンライン)

日産自動車、カルソニックカンセイの株式41%の売却に合意(AUTO SPORT Web)

この記事を書いている時点では、カルソニックのHPはアクセスが殺到しているのか、つながりません。

 

そもそもこの話は、5/24の時点でニュースになって各紙に取り上げられていました。

日産:子会社「カルソニックカンセイ」株を売却へ (毎日新聞)

報道から約6か月後、現実の話となりました。

カルソニックが日産グループを離れるということは、モータースポーツファン、特にSuperGTファンにとっては、
カルソニック=ニッサン=星野一義
いや、カルソニック=星野一義=カルソニックブルー
というくらい、定着している図式が崩れるかもしれないということを意味します。

カルソニックが来シーズン以降、今年までと同じく日産車をスポンサーしていくのか、それとも他メーカーをスポンサーしていくのか、それともモータースポーツから撤退するのか不透明ですが、個人的には引き続き、カルソニック=ブルー=星野一義=ニッサンで参戦を願いたいところです。

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追伸:なんか今年は熊本地震の影響で、オートポリス開催がなかったために、SuperGTのカルソニック、スーパーフォミュラーのロッテラー&バンドーンと、今年限りで見納めかもしれないのに写真撮りに行けなかった・・・というケースが続いています。
1回目の地震があったのが合同タイヤテストの直前だったもんなあ・・・。

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(12月29日追記)
では、なぜ日産は系列のカルソニック株の売却に踏み切ったのでしょうか?

日産自動車は11月22日、保有するカルソニックカンセイの株式を米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に売却すると発表しました。現在、日産はカルソニックカンセイの株式を約41%保有していますが、KKRはカルソニックカンセイに対して公開買い付け(TOB)を行い、日産から株式を取得します。
日産は今年10月、約2400億円を投じて燃費不正問題で経営危機に陥った三菱自動車を傘下に収めました。カルソニックカンセイのファンドへの売却代金は約1900億円ですから、数字の上では、株式売却の目的は三菱自動車の取得費用捻出ということになるでしょう。しかし、三菱自動車の取得は、必ずしもカルソニックカンセイ売却とセットだったわけではありません。三菱自動車の取得はひとつのきっかけにはなったかもしれませんが、株式の売却にはもっと本質的な理由がありそうです。それは電気自動車(EV)への本格投資と言われています。

 日産はもともとEVに積極的なメーカーでしたし、傘下に収めた三菱自動車もEVが得意です。しかも、全世界的に次世代のエコカーの中心はEVになるという流れがほぼ確立しつつあります。この現実は、これまでEVに対して消極的だったトヨタが方針転換を行い、EVの量産化に舵を切ったことからも伺い知ることができます。日産にとってみれば、今がEVに本格投資する絶好のタイミングです。巨額の開発資金を手当てするため、部品メーカーの売却に踏み切ったわけです。

これまで自動車業界は、完成車のメーカーが系列として部品メーカーを囲い込む構造になっていました。内燃機関は技術的な難易度が高く、優秀な技術を持つ部品メーカーは完成車メーカーにとって非常に重要な経営資源だったからです。ところがEVは構造が簡単で異業種からでも容易に参入できます。EV時代においては、自動運転システムや充電ステーションなど、インフラも含めた総合力で勝負しないと完成車メーカーは生き残れません。したがって、部品メーカーを囲い込んでおく必要性は薄れてきたわけです。

 もし自動車業界でEV化が一気に進めば、これまでに経験したことのない規模で業界再編が起こる可能性もあります。今回の日産の決断は、自動車産業における劇的な変化の前触れなのかもしれません。

(The Capital Tribune Japanより抜粋)

 

(1/6追記)
以下、カルソニックHPより抜粋

星野一義コラム
来年も意地で頑張る!
一年間ありがとうございました!

今年はチャンピオンを獲るチーム力を持っていながら、予期せぬトラブルとミスのためにタイトルを逃したという一年だった。力がある時に獲れないと悔いが残るね。クルマもいいパフォーマンスあるのに、初夏の富士では優勝目前で開発途上のタイヤがバースト。まぁこれはそういうタイヤだったのだから仕方がなかったんだけれど、鈴鹿でもピット作業中にオイルが漏れて燃えてしまったし、タイではJPの作業違反でペナルティをもらうなど、取れるはずのレースを全部落としてしまった。

まさか最後の最後に加藤(眞)さんとこ(サード)がチャンピオンを獲るとは思わなかった。でもちゃんとすべてのレースで取りこぼしをしていないんだよね。優勝も最後の最後でしょ。GTというレースはそつなくポイントを積み上げて行くシリーズ。去年はうちもそつなくコツコツとポイントを積み上げて最後の最後までチャンピオン争いをしたんだけど、獲れなかった。いつになったらチャンピオンが獲れるんだろう。スポンサーや熱心に応援してくれるファンの皆さんには本当に申し訳ない。やっぱり監督が悪いんだろうね。

今年は毎戦いいミーティングを繰り返して来た。ミスのないように良くなるように、あそこであぁしてと失敗のないように確認してきた。もちろんクルマにはトラブルは一度もなかった。メンテナンス性も優秀なクルマに仕上がっていたからね。だからいろんなことに気をつけようと言って来た。だけども想定外のトラブルやミスが起きてしまった。

最終戦のもてぎはタイヤが悪かったわけじゃないよ。持ち込んだタイヤに対するセッティングのミス。金曜日はウェットコンディションで土日は晴れるという予報だったけれど、今日は予選ではないし雨だしコースに出ても仕方がないと甘く考えていたんだよね。いっぺん確認しておいた方がいいんじゃないかと言ったんだけど、意味がないと走らなかった。そして土曜日はチェックしていないタイヤを履いて時間内に温めきれなかった。力のある速いドライバー、たとえばミハエル・シューマッハーなんかは、例えれば優秀なコックだよね。同じ材料を使って何を作るか? 持っている味覚が違うのか、素材の持っているものを引き出す力もドライバーの力量だと思うよ。バカじゃチャンピオンにはなれない。

今年もフォーミュラやGTで若いドライバーをチェックしていたけれど、一番目立ったのは関口(雄飛)。現状維持で収まらない活躍を見せてくれた。そのままの順位で満足することなくもっと前へ行く気持ちを持っていて、食らいついていった。昔は行儀が悪いとか生意気だとか言われていたらしいが、ちゃんとあいさつもできるしお礼だって言える。彼には教えるものがないと思うぐらい満足しているよ。それも僕が育てたわけじゃなくて、僕は場所と素材を提供しただけ。彼がいい料理をしてくれた。だから才能を引き出すためには縛ってはダメ。メーカーの人たちは東大卒とか履歴書ばかりを優先しちゃうからね。

そういえば日産のノートが11月に国内で一番売れたクルマになった。日産車がトップを取るのは実に30年ぶりだそうだ。最近あまり元気になるような話がなかったからうれしいよ。もっと排気量を小さくして燃費を向上させて、セレナとかにも搭載して頑張ってほしいね。日産が売れないと元気になれないからね。

来年のクルマはまだ見てもいないし、テストも23号車だけやってるようじゃ公平じゃないと思う。だけどカルソニックカンセイさんには本当感謝しているよ。日産の子会社から独立するようだけど、世界の会社ともっと広く付き合って仕事も増えて大きくなっていって欲しい。感謝のお返しには名誉を勝ち取るしかないんだけど、来年も意地で頑張る! だからいつも盛大な応援には感謝しているけれど、来年もぜひ応援をよろしくお願いします。一年間ありがとうございました!
(2016/12/9)

 

(1月9日追記)
2017年シーズンの12号車のドライバーラインナップはまだ発表されていませんが(1/13~/15の東京オートサロンで発表か?)、どうやら昨年のJPオリベイラ&安田裕信コンビから、JPオリベイラが外れ、24号車・コンドウレーシングに移籍するようです。
実際、12月のセパンテストでは、24号車をドライブしていたようです。

それでJPの抜けた12号車ですが、安田とGT300からステップアップするマーテンボローがコンビを組むのでは?という説が現在有力になっています。

2015シーズン時

 

2015シーズン時

 

(2月17日追記・TEAM IMPULプレスリリースより)
TEAM IMPULは、2017年もカルソニックカンセイ株式会社様より通算36年目の絶大なサポートをいただき、
SUPER GT GT500クラスに No.12 カルソニック IMPUL GT-Rで参戦します。
ドライバーはチーム在籍4年目となる安田裕信が残留、そしてチームメイトにはGT500ルーキーとなるヤン・マーデンボローを新たに起用します。
今季は新型車両が導入される注目のシーズン、新コンビで心機一転チャンピオン奪還を狙います。
レースは4/8(土)~9(日)に岡山国際サーキットにて開幕します。
今シーズンも温かいご声援よろしくお願いします。

TEAM IMPUL Staff List

監督 星野一義
ドライバー 安田裕信/ヤン・マーデンボロー

ファクトリーマネージャー 髙橋紳一郎
チーフエンジニア 島田次郎
データエンジニア 柏木良仁
データエンジニア 高久浩一
チーフメカニック 天本秀史
メカニック 五十嵐良夫
メカニック 本田醇
メカニック 林勝也

チーフマネージャー 金子哲也
セールスマネージャー 冨永正志
PRマネージャー 斉藤暁一
アシスタントマネージャー 高杉紗代
アシスタントマネージャー 太田彩美

 

 

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WEC ルーキーテスト開催

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今期限りで、WECから撤退するアウディのワンツーフィニッシュで幕を閉じた今シーズンのWECですが、早くも来シーズンへ向けてルーキーテストが開催されました。
 

 

WEC ルーキーテスト(AUTO SPORT Web)

20日、バーレーンでFIA世界耐久選手権(WEC)ルーキーテストが開催。バイコレスから参加したロバート・クビカが好タイムを記録した。

バイコレスのCLM P1/01・AERをドライブしたクビカは、レギュラードライバーのピエール・カッファーが18日のWEC第9戦フリー走行2回目でマークしたタイムを上回る1分47秒222のラップタイムを刻むなど、好調ぶりをアピールした。

F1でのキャリアを終えた後、主な活躍の場をラリーに移していたクビカだが、「この半年間をサーキットでのレースに戻るために費やしてきたことは周知のとおりだ。ラリーでは良いチャンスがないからね」と、改めてサーキット・レース復帰を念頭に置いていることを強調している。

 

クビカ本人は、来シーズンサーキットに復帰する気満々のようです。

AUTO SPORT Web 10/12 の記事

 

アウディ撤退のニュースなど、何かと暗い話題が多いWECですが、トヨタやニッサンなど日本のトップメーカーが参戦し、伝統のル・マン24Hの開催されるているカテゴリーでもあり、下位クラスからのルーキーにもテスト機会が与えられて、来シーズンへ向けて新らたなるスタートが切られようとしています。

 

現段階では、F1、SuperGT、MotoGPを含め、どのカテゴリーでも正式な来季のカレンダーは決定してませんが、既に来季へ向けて動き始めています。

 

 

 

スーパーGTラスト2レース制の怖さとタラレバ(妄想)

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過去3シーズン、最強マシンとしてGT500のトップに君臨してきたニッサンGT-Rだが、最終戦でその座をレクサスRC Fに奪われてしまった。勢力図の大幅な変更は、どうして起きてしまったのか。

ミシュランGT500初のタイヤ無交換の裏事情(AUTO SPORT Web)

この中で、最後の文章

チャンピオンを獲得したDENSO KOBELCO SARD RC Fはこの最終ラウンドのもてぎの2戦で合計、37ポイントを獲得した。結果的に、今シーズンのスーパーGT500クラスのタイトル争いは、1ラウンド2レースのギャンブル性の高さが如実に表れた形となった。

Live中継中も指摘がありましたが、土曜日(第3戦)の結果と日曜日(第7戦)の結果がほぼリンクしています。
つまり、土曜日ダメなら、日曜日もダメだったということ。
ズバリ、1号車のことです。
これが上記で指摘されている、1ラウンド2レースのギャンブル性ということです。

ここで、タラレバを勝手に妄想してみたいと思います。

私は1号車のファンではありませんが、結果はともかく、今季一番強かったのは1号車だと思います。
そして、最終1ラウンド2レースのあおりを一番食ったのがこれまた1号車だと思います。

もし、第3戦が地震の影響を受けることなく、本来のスケジュール通り開催されていたらどうなっていたでしょうか?

現行GT500のマシンになってからの初年度の2014・オートポリス戦は、第3戦として5月に開催され、勝ったのが現・1号車。

続く2015・オートポリス戦は、カレンダー変更のあおりを受けて、10月末第7戦として開催されました。
第7戦ですので、ウエイトハンデは半分になりましたが、ここでも勝ったのは現・1号車でした。

つまりは、現行GT-Rになっての去年までの2年間は、オートポリスに関しては2戦2勝。
抜群の相性を誇っていました。
今年は、地震の影響で代替大会が開催され、その抜群の相性のオートポリス開催がなくなりました。

加えて、今年はハンデが、昨年までの「ウエイト50kgまで+燃料リストレクター(エンジンへの燃料カット)」から、「100kgまでのウエイトハンデのみ」となりました。

去年までのトヨタ・RCF勢は、燃料リストレクター(以下燃リス)によるエンジン出力ダウンの影響がニッサンGT-Rよりも大きく、ハンデが大きくなるとかなり苦労してました。

それが今年は、ウエイトハンデが重くなった分、エンジンパワーを上げれば対応できるようになりました。
現に、トヨタ、ニッサンとももてぎに「もてぎスペシャル」ともいうべきエンジンを投入してきましたが、トヨタの方がニッサンのパワーを上回っていたようです。
おまけに、1号車のエンジンには土曜日の時点で、エンジンプログラミングに問題が発生しました。

もし昨年同様、「オートポリス開催」と「燃リス」があったら、1号車は3連覇達成、よしんば3連覇を逃したとしても、今回の土日のようにレクサス勢に全く歯が立たずということはなかったと妄想します。

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AUTO SPORT 12/2号の記事中の

振り返ってみれば、第2戦を終えた段階で早々に80kgというウエイトを背負うことになった 1号車 は、重さゆえに「自分たちの流れ」がつくれなかったことに加え、シーズン中に着実な進化を遂げたライバルとの「本当の力量差」が見えにくくなっていたのかもしれない。
また、トラブルやクラッシュなど、 GT R 勢全体に取りこぼしも多いシーズンだった。

「若干クルマでまさっている状況の中、どこか甘えがあったのかもしれません。また出直します。」(鈴木監督)
そう語ってトランポの裏に消えていった後ろ姿は、すでに17年に向かっていた。

今思えば、3連覇にむけて絶好のスタートを切ったと思われた開幕2連勝中に、既にほころびは始まっていたということでしょう。

やはり、GT-Rは憎らしいくらいに強くなければGTレースも盛り上がりません。
来年のモチュールの逆襲に期待します。

MotoGP 早くも来期に向けてテスト始まる

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ロレンソが、最終戦バレンシアGPでヤマハでの最後のレースを優勝で締めくくってから36時間も経たたず、早くもバレンシアテストがスタートしました。

AUTO SPORT Web
初日のテスト記事

2日目テスト記事

ロレンソ×ドゥカティ初走行記事

Moto2&Moto3テスト記事

 

MotoGPクラスでは、初日、2日目とも、来季からヤマハに移籍するマーベリック・ビニャーレスがトップタイムを記録したようです。
また、スズキのテストライダーとして、津田拓也も参加してます。

Moto2クラスでは中上貴晶(カレックス)が初日に63周、2日目に71周を回り、初日、2日目共にトップタイムを記録、初日に記録した1分42秒181がベストタイムとなり、総合トップでテストを終え、来季に向けて好スタートを切りました。

この後、来週にはヘレスで合同チームテストが行われる予定。

 

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スーパーフォーミュラ鈴鹿テストのエントリー発表

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全日本スーパーフォーミュラ選手権は11月17日、24日に鈴鹿サーキットで行われる合同テスト・ルーキーテストのエントリーリストを発表しました。ただ、19台中13台がTBA(後に発表)となっています。

例年開催されているスーパーフォーミュラのルーキーテストは、初めてスーパーフォーミュラをドライブするチームもいる一方で、合同テストも兼ねておりレギュラードライバーも参加可能。翌年のストーブリーグをうかがう上で注目のテスト。

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エントリーリスト等の詳しい記事はAUTO SPORT Web

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今シーズンのチャンピオンチームP.MU/CERUMO・INGINGの石浦宏明と国本雄資、REAL RACINGの塚越広大、TEAM無限の山本尚貴、そして最終戦で、アウディWEC撤退により、2017年は参戦しない可能性を示唆したアンドレ・ロッテラーと、中嶋一貴の6人の名前しか入ってないという、直前まで誰が出て来るかわからないビックリ箱状態(笑)。

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ロッテラーに関しては、最終戦後に2017年は参戦ナシの可能性を知らされたファンは、ひょっとするとこのテストが、日本での見納めの可能性もあるので、スケジュールが許すなら是非とも観戦を。

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それにしても、来季はF1に昇格するバンドーンはともかく、現時点では、最終戦まで国本とチャンピオン争いをした関口の名前もなければ、第3戦の勝者・オリベイラ、可夢偉の名前までありません。

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合同テスト&ルーキーテストとしての意味合いから、ビックリするようなルーキーが当日ステアリングを握るのかもしれません。

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今年のバンドーンのようなルーキーが現れるかもしれないので、後日の発表を楽しみに待ちましょう。

あと目新しいところでは、17年からの参戦を表明したB-Max Racing teamが、17日の段階でホンダからのエンジン供給が発表されたので、ホンダ系チームとしてエントリーしてくるようです。

 

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