前回のホンダ編に続きまして、今回はトヨタの2018年のラインナップです。
前回のホンダ編はコチラ
2018年のSuperGT&スーパーフォミュラにおいてのトヨタのラインナップが、2月8日やっとこさ発表されました。
今回も前回と同じく、AUTOSPORT誌の予想と共にお送りいたします。
まずAUTOSPORT誌の予想は?
SuperGT500クラスでは
注目は、小林可夢偉のレギュラー参戦と、関口雄飛の移籍先、新外国人加入、そして平手晃平の500クラス離脱。
2017現行 2018予想
#1 平川亮&N・キャシディ 平川亮&Nキャシディ
#6 大嶋和也&A・カルダレッリ 大嶋和也&F・ローゼンクビスト
#19 関口雄飛 &国本雄資 国本雄資&山下健太
#36 中嶋一貴&J・ロシター 中嶋一貴&関口雄飛
#38 立川祐路&石浦宏明 立川祐路&石浦宏明
#39 H・コバライネン&平手晃平 H・コバライネン&小林可夢偉
注目の小林可夢偉は、デンソー39号車でコバライネンと元F1ドライバーコンビを組み、関口はトムス36号車へ移籍、新加入の外国人ドライバーはスーパーフォミュラで大嶋とコンビを組んだローゼンクビスト、そして平手は、300クラスか若しくは海外へ、との予想でした。
平手晃平
そして発表された今期の組み合わせは?
#1 LEXUS TEAM KeePer TOM’S 平川亮&Nキャシディ
#6 LEXUS TEAM WAKO’S 大嶋和也&F・ローゼンクビスト
#19 LEXUS TEAM WedsSport BANDOH 国本雄資&山下健太
#36 LEXUS TEAM au TOM’S 中嶋一貴&関口雄飛
#38 LEXUS TEAM ZENT CERUMO 立川祐路&石浦宏明
#39 LEXUS TEAM SARD H・コバライネン&小林可夢偉
ホンダ編に引き続いてのお見事、パーフェクト的中!
因みに平手晃平選手は、300クラス31号車・トヨタプリウスaprで嵯峨宏紀選手とコンビを組みます。
TOYATAは3年連続のタイトルを目指して、今期は6チーム中4チームが選手入れ替わります。
ただその中で、1号車はチャンピオンチームなので入れ替わりがないのは当然ですが、38号車の盤石ぶりは、さすがにLC500開発ドライバーコンビのなせる業か・・・。
スーパーフォミュラでの予想は?
さて続きましては、スーパーフォミュラでのメンバー予想です。
2017現行 2018予想
#1 石浦宏明 石浦宏明
#2 国本雄資 国本雄資
#3 Nキャシディ Nキャシディ
#4 山下健太 山下健太
#7 F・ローゼンクビスト O・ローランド、M・ギュンター
#8 大嶋和也 大嶋和也
#18 小林可夢偉 小林可夢偉
#19 関口雄飛 関口雄飛
#20 Y・マーデンボロー 平川亮
#36 A・ロッテラー J・ロシター、平川亮
#37 中嶋一貴 中嶋一貴
このカテゴリーでの注目は、何といっても平川亮選手の2015シーズン以来のスーパーフォミュラ復帰でしょう。
しかも復帰するならチャンピオンを狙えるチームでというのが誌上での予想。
となると、星野インパルかトムスか?
そして発表された今期の組み合わせは?
#1 P.MU/CERUMO・INGING 石浦宏明
#2 P.MU/CERUMO・INGING 国本雄資
#3 KONDO RACING N・キャシディ
#4 KONDO RACING 山下健太
#7 SUNOCO TEAM LEMANS 未定
#8 SUNOCO TEAM LEMANS 大嶋和也
#18 carrozzeria Team KCMG 小林可夢偉
#19 TEAM IMPUL 関口雄飛
#20 TEAM IMPUL 平川亮
#36 VANTELIN TEAM TOM’S 中嶋一貴
#37 VANTELIN TEAM TOM’S J・ロシター
これまたお見事、ズバリ的中!
7号車の「未定」はご愛嬌としても、平川亮は星野インパル20号車でタイトを狙います。
星野監督も「今シーズンもトヨタ自動車様をはじめ、各スポンサー様の支援をいただきレースに臨めることに感謝しています。
ドライバーは若い日本人2人となりました。
関口はこれまで通りガンガン攻めてくれると思いますし、
平川も後の心配をすることなく思いっきり走って欲しいと思います。
1年間ご声援よろしくお願いします。」とコメント。
平川亮のコメントは「2018年シーズンは、TEAM IMPULから2年ぶりにスーパーフォーミュラに戻ってくることが出来ました。
このようなチャンスを頂き星野監督、TEAM IMPULをはじめ、ご協力を頂いている沢山の方々に感謝しております。
まずは優勝、そしてチャンピオンを目指して初戦鈴鹿から全力で走ります。
応援よろしくお願いします。」
因みに、7号車は現段階では、O・ローランドが最有力とのこと。
そして、今期は国内カテゴリーでA・ロッテラーの姿を見ることができなくなりました。
10月のWEC・富士ラウンドには登場するので、全く見られないということはないのですがさすがに少々寂しいですな。
WEC&フォーミュラE&スーパーフォミュラの3カテゴリー参戦は移動がきつかったのかな?
A・ロッテラー
それとお気づきの方もいるかと思いますが、今期マーデンボローがラインナップを外れたことにより、ニッサン系のドライバーがスーパーフォミュラのカテゴリーからいなくなりました。
使用エンジンが、TOYATA&HONDAの2種類しかない現在のスーパーフォミュラでは仕方のないことかもしれませんが、選手の多様性といった観点からは残念なことです。
そして、今年が現行SF14最終年になります。
今年後半には、来季より使用予定のSF19が姿を表すはずです。
SF19コンセプトカー
今回のトヨタの体制発表により、後はニッサンの体制発表を待つばかりとなりました。
予想では大規模な変更はない模様ですが、はたして・・・?
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