今日は何の日? 11月3日

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文化の日


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1946(昭和21)年のこの日、平和と文化を重視した日本国憲法が公布されたことを記念して、1948(昭和23)年公布・制定の祝日法で「自由と平和を愛し、文化をすすめる」国民の祝日に定められた。
戦前は、明治天皇の誕生日であることから、「明治節」という祝日でした。

 

 

みかんの日

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毎月第一日曜日はみかんの日ですが、「いいみっか」の語呂合わせで旬の11月3日を特別に記念日として全国果実生産出荷安定協議会と農林水産省が制定しました。
みかんはその昔、紀州みかんが主要種でしたが、現在は温州みかんが各地で栽培されています。

 

まんがの日

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日本漫画家協会と出版社5社が2002(平成14)年8月に制定。
「漫画を文化として認知してもらいたい」ということから、文化の日を記念日とした。またこの日は手塚治虫の誕生日でもあります

 

文具の日

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東京都文具事務用品商業組合等が1987(昭和62)年に制定。
「文具と文化は歴史的に同じ意味」ということから、文化の日を記念日とした。

 

レコードの日

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日本レコード協会(RIAJ)が1957(昭和32)年に制定。
「レコードは文化財」ということから、文化の日を記念日とした。

 

ハンカチーフの日

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日本ハンカチーフ連合会が1983(昭和58)年に制定。
フランスのルイ16世の王妃マリー・アントワネットが、国内のハンカチはすべて正方形にするようにという布告をルイ16世に出させたことから、マリー・アントワネットの誕生日11月2日に近い祝日を記念日としました。

 

ゴジラの日

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1954(昭和29)年のこの日、東宝の怪獣映画「ゴジラ」の第1作目が封切られました。

 

サンドウィッチの日

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サンドウィッチ店チェーンの神戸サンド屋が制定。
サンドウィッチの生みの親とされるイギリスのサンドウィッチ伯爵の誕生日であり、また「いい(11)サン(3)ド」の語呂合せ。

 

アロマの日

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日本アロマ環境協会が制定。
「文化の日」を記念日としました。

 

ちゃんぽん麺の日

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長崎県生麺協同組合が制定。
長崎の食文化である「ちゃんぽん」をPRしようと、「文化の日」を記念日としました。

 

調味料の日

日本調味料マイスター協会が2009年に制定。
「い(1)い(1)味(3)」の語呂合せと、伝統調味料から和食文化を見直してほしいということから、「文化の日」を記念日としました。

 

いいレザーの日

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日本皮革産業連合会が制定。
「い(1)い(1)れ(0)ざー(3)」の語呂合せ。
レザー(皮革製品)の似合う人に贈られる「ベストレザーニスト」の受賞式などが行われます。

 

 

今日の昔話

 

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鬼と小娘(岡山の昔話)
今からずっと昔のこと、海が南に退いて、やっと備前平野が現れた頃の話。

吉備の祖先はこの平野に新しく村を作るため、笹ヶ瀬川を下って山の方から下りてきた。辺りは見渡すばかりの葦原。いったいどこに村を作ろうかと人々が思案していると、一匹のカニが現れ、人々の前で15×10メートルの四角形を描きながら歩いた。これが、作ろうとしていたお宮の寸法とぴったりだったので、人々はそこにお宮を建て、村を作ることにした。これが今の蟹八幡である。

さて、葦原を開拓した土地は豊かな土地となり、村はどんどん栄えていった、ところが村が栄えるにつれ、鬼が現れ、豊かな村を襲うようになった。鬼は決まって、きれい盛り、働き盛りの娘たちをさらっていくのだった。

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そんなある夜のこと、一人の娘が家を抜け出して、北に向かって山道を歩いて行く。娘は、このままでは自分も鬼にさらわれてしまうと思い、鬼が苦手とするヒイラギを探しに家を出たのだった。そして、とうとう7日目に美作の国の久常(ひさつね)で、おおせの森と呼ばれるヒイラギの大木を見つけた。

娘は早速ヒイラギの子株を持ち帰って、村の中心に植えた。すると、ヒイラギの子株を植えた日から、鬼はパッタリと姿を現さなくなり、村人たちは安心して暮らすことができた。

鬼はこの忌々しいヒイラギが枯れてしまうのを待っていたが、ヒイラギはどんどん大きくなるばかり。とうとうある晩、鬼は大岩をヒイラギにぶつけて潰してしまおうと考えた。鬼は、長さ30メートル幅10メートルもある大岩を持ち上げると、左足をのどろ山にかけ、右足は花尻山(はなじりやま)にかけて久米のヒイラギ目がけて大岩を投げた。

ところが力が余って、大岩は久米のヒイラギを通り越し、今保(いまぼう)の田の中に落ち、そこからさらに跳ね上がって、1キロも離れた高尾の山の頂上に乗っかった。これが烏帽子岩(えぼしいわ)になり、今保の田には大きなくぼみが出来て、これが今の八幡沼になった。そして、のどろ山と花尻山には、今も鬼が足を踏ん張った跡が残っているそうだ。

その後、久米のヒイラギは大木に育ち、魔よけにヒイラギの枝を持って帰り、門ごとに打ち付ける風習が残った。そして、鬼は今でもヒイラギが駄目になるのを待っているのだという。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。
それではまた、明日の「今日は何の日?」でお会いしましょう。