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日ソ国交回復の日
知床峠より国後島を望む 1956(昭和31)年のこの日、モスクワのクレムリンで、日本の鳩山一郎首相とソ連のブルガーニン首相が「日ソ国交回復の共同宣言(日ソ共同宣言)」に調印した。
ソ連はサンフランシスコ平和条約に調印しておらず、日本とソ連との戦争状態が続いたままになっていた。北方領土問題で激しく対立したため、領土問題は棚上げにされたままとなりました。 -
住育の日
日本健康住宅協会が制定。
「じゅう(10)い(1)く(9)」の語呂合せと、10月が「住宅月間」であることから。
住宅についての教育「住育」の大切さをアピールするための記念日。 -
TOEICの日
世界共通の英語コミュニケーション能力検定「TOEIC」を日本で実施する国際ビジネスコミュニケーション協会が制定。
「トー(10)イッ(1)ク(9)」の語呂合せ。 - バーゲンの日
1895(明治28)年のこの日、日本初の本格的なバーゲンセールを東京の呉服店が開催したのが10月19日だったといわれています。
呉服の安売りは江戸時代からあったといわれています。
- ブラックマンデー
1987(昭和62)年10月19日月曜日、ニューヨーク株式相場が大暴落しました。
ダウ30種平均の終値が先週末より508ドルも下がり、この時の下落率22.6%は、世界恐慌の引き金となった1929年の「暗黒の木曜日」を上回りました。
この影響は翌日東京にも波及しました。
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今日のおもな出来事
1959年 ドイツ・アーヘンに世界初のディスコ「スコッチクラブ」が開店。
- 1962年 アニメーション制作会社タツノコプロ設立。
おもな作品:みなしごハッチ・いなかっぺ大将・ハクション大魔王・科学忍者隊ガッチャマン・新造人間キャシャーン・タイムボカン・ヤッターマン
1972年 フィリピン・ルバング島で地元警察が元日本兵2人を発見し銃撃戦に。1人死亡、小野田寛郎元少尉が逃走。
1988年 川崎球場で2位の近鉄とロッテのダブルヘッダーの試合。逆点優勝のためにロッテとの残り3試合全勝しなければならない中、第1試合で勝ったものの第2試合で4時間の制限時間となり引分けに。「10.19」と呼ばれ、昭和最後のプロ野球名勝負と評される
1988年 オリエントリースが阪急ブレーブスを買収することが発表される。オリックス・ブレーブスに
2003年 マザー・テレサがヨハネ・パウロ2世により列福
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今日の昔話
黄金のみかん(宮崎県の昔話)
むかし宮崎県東臼杵(ひがしうすき)の西郷村という所に、人の良い元気なお婆さんがいました。
この村外れの山の中には「大斗(おせり)さん」という滝があり、滝の近くには「いのす(柚子)」の木があり、毎年大きな実をつけていました。
お婆さんは、大斗さんの滝を孫たちに見せてあげようと連れだって出かけましたが、大斗さんの滝の近くまで来ると、身の丈を超す草が生い茂っていて、とても近付くことが出来ませんでした。そこでお婆さんは、毎日通って大斗さんの草刈りをすることにしました。
ところで、お婆さんが通る橋のたもとに、根性の悪い爺さんが住んでいました。草刈に通う婆さんに「橋を渡るたびに大根を一本渡せ」と欲ばりな事を言いましたが、お婆さんは快く大根を指し出し、毎日草刈りに通いました。
ある日、お婆さんが草刈をしていると、いのすの木に黄金色(こがねいろ)に輝くミカンが実っていました。さっそくお婆さんが一口食べると、ウキウキ元気が湧いてきて、まるで若返ってくるようでした。この話を聞いた欲ばり爺さんが、大斗さんの所へ行ってみると、さっきまで黄金色に輝いていたミカンは、元のいのすの実に戻っていました。
それでも爺さんは、カゴいっぱいに酸っぱいいのすの実を採り、荷車に積み込みました。ところが、いのすを積んだ荷車は重くなりすぎて、爺さんは荷車ごと川に落ちてしまいました。ずぶぬれになった爺さんは、そのまま熱を出して寝込んでしまいました。
お婆さんは爺さんに元気をつけさせようと、大斗さんの所から黄金のミカンを採って来て、爺さんに食べさせました。甘くておいしいミカンを食べた爺さんは、熱も下がり元気になりました。
このいのすは、気に入った人が近付くと実が甘くなり、気に入らない人が近付くと元の酸っぱい実のまま、という不思議な木でした。これを知った爺さんは改心して、お婆さんと一緒に草刈りをするようになりました。草を刈り終え、お婆さんとお爺さんが大斗さんの祠(ほこら)の前で拝むと、みるみるうちにいのすの実が黄金のミカンになりました。
大斗さんの黄金のミカンのおかげか、お婆さんは孫たちに囲まれて、末永く長生きをして幸せに暮らしたということです。
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今日のことわざ
腹が黒い
意味:心の中に悪い考えを持っていること。
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今日の雑学
10/16をもってF1、WEC、MotoGPのすべての日本ラウンドが終了しました。
この中で最も人気なのがF1ですが、いったいこのF1チームの運営にはいくらかかるのでしょうか?
最先端技術を惜しみなくつぎ込む F1チームの運営に大金が必要なことは誰にでも予想がつきますが、その金額は文字通り桁違いなのです。
例えば、F1マシンのエンジンは、たった1基の直接コストだけで3千万円。この値段には、膨大な開発研究費は含まれていません。
人件費も膨大な金額に上ります。大勢のスタッフを連れてクランプリに参戦すれば、宿泊ホテル代だけでも数千万円単位。
F1ドライバーへのギャラも必要です。とりわけ一流ドライバーの年棒はメジャーリーガー並みです。そうしたチーム予算はざっと見積もっても、年間400億円円以上。小さなチームでも100億円近いお金が必要です。
このように、世界の自動車メーカーがしのぎを削る F1の世界で、小チームが生き残るのは至難の技なのです。