- 木の日
「十」と「八」を組み合わせると「木」の字になることから、この日が選ばれました。
木造住宅や木の良さを見直すために、木材青壮年団体連合会などが1977(昭和52)年に提唱しました。
また、10月、11月は間伐推進強化機関でもあります。

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足袋の日
日本足袋工業懇談会が1988(昭和63)年に制定。
10月は七五三・正月・成人式と、これから着物を着る機会が多くなるシーズンであり、末広がりで縁起の良い八日を「足袋の日」としました。
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骨と関節の日
日本整形外科学会が1994(平成6)年に制定。
「十」と「八」を組み合わせると「骨」の「ホ」の字になり、また、10月10日の体育の日を前にして骨と関節の健康に気をつけようとのことから。 -
イレバデー
全国保険医団体連合会が1992(平成4)年に制定。
「い(1)れ(0)ば(8)」の語呂合せ。
「保険で良い入れ歯を」ということで、全国で入れ歯についての電話相談が行われる。 -
FXの日
ひまわり証券が2008(平成20)年に制定。
1998(平成10)年のこの日、外為法の改正により個人が直接外国為替(FX)を取引できるようになり、この日ひまわり証券が日本初の個人投資家向けのFX取引サービスを開始しました -
国立公園制定記念日
1932(昭和7)年のこの日、前年に施行された「国立公園法」に基づいて、国定公園12か所(大雪山・阿寒・十和田・日光・富士・日本アルプス・吉野熊野・瀬戸内海・伯耆大山・阿蘇・雲仙・霧島)が選定されました。

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コンビニATMの日
コンビニATMサービスを行うイーネットが制定。
1999(平成11)年のこの日、イーネットが日本で初めてコンビニに銀行の共同ATMを設置した。 -
プリザーブドフラワーの日
日本プリザーブドアロマフラワー協会が制定。
プリザーブドフラワとは、花をそのままの姿で長時間保存できるようにしたもののこと。「永久の花」ということで「と(10)わ(8)」の語呂合せ。
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今日のおもな出来事
1956年 ニューヨーク・ヤンキースのドン・ラーセン投手がワールドシリーズ第5戦で完全試合を達成。ワールドシリーズでの唯一の完全試合。 ドン・ラーセン
1968年 阪神の江夏豊投手が、シーズン383奪三振の世界記録を達成。シーズン終了までに401に記録を伸ばす。 江夏豊
1994年 日本プロ野球史上初の最終戦同率首位優勝決定戦中日対巨人(10.8決戦)が行われる。
1998年 横浜ベイスターズが38年振りにリーグ優勝。横浜ベイスターズ
2002年 小柴昌俊のノーベル物理学賞受賞が決定。小柴昌俊
2008年 下村脩のノーベル物理学賞受賞が決定。下村脩
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今日の昔話
吉四六さんの水風呂(大分県の昔話)
むかしむかし、吉四六さんと言う、とてもゆかいな人がいました。
ある時、吉四六さんは大勢の百姓たちと一緒に米を馬に積んで、年貢を納める為に役人の所へ向かいました。
この日はとても暑い日だったので、みんなへとへとです。
特に馬は重い米だわらをつけているので、可哀想なほど苦しそうです。
でももう少し行くと、小さな泉があります。
あまり水が良くないので人は飲めませんが、馬なら大丈夫です。
「もう少しだ、我慢しろよ」
みんなはそれぞれ自分の馬をいたわりながら、山道を進みました。
してやっとの事で、その泉に到着したのです。
「さあ、飲みな」
先頭の百姓が、馬を泉のそばに引き寄せましたが、
「あっ! ・・・なんて事だ!」
長い日照り続きだった為に泉の水が減って、もう少しの所で馬の口が水に届かないのです。
「おい、誰かおけを持っていないか?」
「・・・・・・」
しかし誰も、そんな用意はしていません。
百姓たちは代わる代わる自分の馬で試してみましたが、どの馬ももう少しのところで届きません。
「やれやれ、これは弱った」
「このまま水も飲ませずに無理をすれば、馬が倒れてしまうぞ」
みんなが困っていると、吉四六さんが言いました。
「おいみんな、ちょっと待ってろ。おれがうまく馬に水を飲ませてやるから」
そして吉四六さんは着物を脱いで、裸になりました。
「吉四六さん、もしかして掘るつもりか? いくら掘っても、これ以上は水はわかないよ」
みんなはそう言って笑いましたが、でも吉四六さんは構わずに泉の中に飛び込んで首までつかると、向う側に身を寄せました。
「うひゃーーっ、ちょっと冷たいが、こりゃいい気持ちだ。さあ、これで水かさが増したぞ。もう何人かが手伝ってくれりゃあ、馬の口が届くはずだ」
それを聞いたみんなは、ようやく吉四六さんの考えがわかりました。
「なるほど! 掘るんじゃなくて、飛び込んで水かさを増したのか。これは名案、さすがは吉四六さんだ。よし、わしらも手伝うぞ」
ほかの百姓さんたちも裸になって泉に飛び込んだお陰で、馬は無事に泉の水飲む事が出来たのです。
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今日の雑学
飛行機の飛行高度はなぜ1万メートルなのか?
離陸した飛行機は斜め上を向いてしばらく上昇した後、水平飛行になります。
客室乗務員たちは立ち上がり、機内サービスの準備を始め、シートベルト着用のサインもとりあえずは消えます。
この時の行動は大体1万メートル です。その日の気象条件や目的地までの距離などにより多少の変化はあるとしても、なぜいつもこの高さなのでしょうか?。
エベレストみたいな高い山あるところであれば、それとぶつかるといけないので高いところを飛ぶというのはわかります。しかし、高い山のないところなら、もっと低く飛んだ方が地上の景色がよく見えてお客さんは喜ぶのではないでしょうか?
これは燃料の効率を考えてのことです。高くなればなるほど気圧が低くなります。つまり空気が薄くなるのです。そのため、空気抵抗が少なくなり、少ないエンジン出力で飛べます。といってもっと高いところを飛ぶと、今度は空気が薄すぎて、エンジン出力を出すのに沢山の燃料が必要になってしまいます。この二つの要因を考えると、ちょうどいいのが高度1万メートルあたりなのです。
